2019/09/22 12:00

前田敦子&樋口尚文監督の熱い思い シネフィル&あつヲタ、奇跡の邂逅

 [映画.com ニュース] 女優の前田敦子が初めて母親役に挑戦したのが「葬式の名人」だ。日本人初のノーベル文学賞作家・川端康成の作品群をモチーフに、前田と高良健吾が主演を務めた青春群像ファンタジー。メガホンをとったのは、映画評論家で、本作が2作目の監督作となった樋口尚文氏。シネフィルとして知られる前田と、ファンの間では「あつヲタ」で通っている樋口氏は息ぴったり。本作への熱い思いを語った。(取材・文・撮影/平辻哲也)

 前田と樋口氏の出会いは7、8年前の銀座シネパトス(2013年閉館)だった。樋口氏と樋口真嗣監督が岡本喜八監督特集上映で対談したイベントに、大の映画ファンとして知られる前田が観客としてフラリと現れたのだ。その後、前田は、樋口氏が同館を舞台に映画への思いをたっぷりと描いた監督デビュー作「インターミッション」(2013)の試写に姿を見せるなど交流が始まった。

 「もうひとりの樋口真嗣監督が私のAKB卒業記念シングルのPVを撮ってくれたので、映画館にうかがったのですが、この出会いがなかったら、今回の映画はなかったと思います」(前田)。「その後、一緒に主演映画を作ろうって話もしていたんですが、なかなかうまくいかなくてここに来たって感じでしたね」(樋口氏)。前田の起用は脚本を読んで、即決した。樋口氏は「主人公はいろんな過去を背負っているんだけど、言い訳がなく、潔い。あっちゃんにやっていただきたいなと思いましたが、なかなかユニークな内容なので、ちょっと無理かなとも思ったのですが、意外に即答でいただいて嬉しかったです」と振り返る。

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