2019/10/12 20:00

【中国映画コラム】海賊版の“真実”は驚くことばかり! 元制作者に話を聞いてきた

海賊版ショップストリート(07年頃)
海賊版ショップストリート(07年頃)

 北米と肩を並べるほどの産業規模となった中国映画市場。注目作が公開されるたび、驚天動地の興行収入をたたき出していますが、皆さんはその実態をしっかりと把握しているでしょうか? 中国最大のSNS「微博(ウェイボー)」のフォロワー数269万人を有する映画ジャーナリスト・徐昊辰(じょ・こうしん)さんに、同市場の“リアル”を聞いていきます!

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 海賊版(中国語表記:盗版)――中国映画市場を語る際には、欠かせない存在です。世界2位の映画市場に成長した中国マーケットですが、海賊版はいまだに流通し続けています。海賊版と中国映画市場の関連性とは? 海賊版の黎明期ともいえる90年代の光景、転換期を迎えたゼロ年代、実際に制作していた人物の証言を交えて、話を進めていきましょう!

 「私は海賊版の存在に対して、多少寛容な姿勢です。中国ではごく一部の映画人を除き、私の映画を見ることができません。オーソン・ウェルズの『市民ケーン』はおろか、『ゴッドファーザー』『地獄の黙示録』といった大衆向けの大作でさえ、皆が“どこで見られるのか”ということを全然知りません。だからこそ海賊版の存在は、中国の映画ファンにとって、ある意味大きな変化を与えたと思っていますね」

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