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2019/10/30 17:30

戦争経験者の主演俳優が語るトラウマ ウクライナ東部紛争を彷ふつとさせるディストピア異色作

 バシャノビチ監督は、「プロの俳優は使わない」「戦争経験者、戦争によってトラウマが生まれ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えている人に演じてほしかった」とオーディションのコンセプトを説明する。「俳優ではなく戦争経験者にしか演じきれない」役に抜てきされ、本作が初演技となったリマルークは、「戦争というのは常にいつも恐ろしいものです。私は(2015年頃の)1年半、戦争に参加し、血、死、爆発などを目撃してきました」と自身のトラウマを明かす。さらに、「劇中では現在のウクライナ人が抱える、PTSDという問題が如実に示されている。統計的なデータですが、戦争経験者の10%はアルコール依存症など何らかの中毒になり、7~8%は自殺という形で生涯を終えているのです」と、戦争の記憶により苦しみ、人生を狂わされていく人々に思いを馳せていた。

 戦争時の記憶をよみがえらせながら撮影に参加したというリマルーク。バシャノビチ監督は「(彼には)撮影で非常に大変な思いをさせてしまいました。『彼は撮影でのPTSDも加わって、二重にPTSDを抱えてしまっている』と、ジョークとしてですが、スタッフとも話していたのです」といい、覚悟をもって撮影に臨んだリマルークの演技を絶賛していた。

 第32回東京国際映画祭は、11月5日まで開催。



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