2019/10/31 15:00

グアテマラの大量虐殺に怪談を絡めて描いた理由は? 「ラ・ヨローナ伝説」監督が明かす

ハイロ・ブスタマンテ監督
ハイロ・ブスタマンテ監督

 [映画.com ニュース] 第32回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されたグアテマラ・フランスの合作映画「ラ・ヨローナ伝説」が10月31日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、メガホンをとったハイロ・ブスタマンテ監督が会見を行った。

 夫の横暴により子を殺して入水自殺した母親が、神に罰せられて泣きながら現世をさまよっているという中南米の怪談「ラ・ヨローナ」伝説を取り入れ、虐げられる女性たちの復讐を描く。グアテマラの武力衝突から30年後、大量虐殺を指示した退役司令官エンリケの裁判が開かれた。ある夜、女の泣き声を耳にするエンリケ。やがて、新たに雇われた家政婦アルマの狙いが明らかになっていく。

 初監督作「火の山のマリア」で第65回ベルリン国際映画祭の銀熊賞を受賞しているブスタマンテ監督。第2作「Temblores(原題)」を含め、3作の共通テーマは“侮辱”だという。「『火の山のマリア』は、グアテマラの75%の比率を占めるマヤの人々、前作『Temblores(原題)』はゲイの方々、今作では人権、社会的な権利に関する“共産主義”。人権を受け入れると権力者たちの権威が失墜し、それが大量虐殺へと繋がっていく」と告白した。

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