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2019/10/31 15:00

グアテマラの大量虐殺に怪談を絡めて描いた理由は? 「ラ・ヨローナ伝説」監督が明かす

 グアテマラでは長年の内戦によって25万人が死亡し、1981~83年に至っては毎月3000人が殺害された。この実情を表しながら「ラ・ヨローナ」伝説と絡めた理由は「グアテマラの社会を見ると、3世代の人種がいることがわかります。エンリケは最初の世代の人物になるのですが、彼らは人に共感する心を持っていないと思っています。国を守るために人を殺さなければならない。そういう考え方を持っているので、最後まで自身が最高のヒーローだと信じているんです。そうなると“他の世界”から精神的なものを貰わないと反応ができない。(『ラ・ヨローナ』の存在によって)その点を示したいと思ったんです」と打ち明けた。

 さらに「10年以上前から『あれは大量虐殺だったのか?』と判断するプロセスが進んでいる。一旦『大量虐殺だった』と認めた後、最高裁で『大量虐殺ではない。事実かどうかわからない』と変わってしまった。そして、また最初から検証をやり直す。そういうことが続いているんです。これが製作の取っ掛かりでもあります」と説明。虐殺の被害者たちに話を聞いた際に「殺されたのではなく“ラ・ヨローナ”に連れていかれたという声もあった。正義のないところでは、人はその他の形での正義の示し方を探していくもの。“ラ・ヨローナ”が、カルマのような存在として事態を収めていくということにしたんです」と語っていた。

 「ラ・ヨローナ伝説」は、GAGAの配給で日本公開が決定(公開日は未定)。第32回東京国際映画祭は、11月5日まで開催。



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