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2019/11/01 23:20

アニメ大国・日本の原点「白蛇伝」が4Kで復活!「公開当時の状態に近づける」ために何をしたのか

興味深い話が満載
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 [映画.com ニュース] 日本初のオールカラー長編アニメ「白蛇伝」の4Kデジタルリマスター版が11月1日、第32回東京国際映画祭で上映され、4K復元を担当した東映ラボ・テック特別顧問の根岸誠氏、東映アニメーションの制作技術室長の近藤修治氏、同第一映像企画部の伊藤志穂氏が登壇し、氷川竜介プログラミング・アドバイザーの司会でトークを繰り広げた。

 近藤氏は「2017年、日本アニメーション100周年に際して国立映画アーカイブから持ちかけられ、ちょうどその時、社内でも古い作品の4Kスキャンが必要だという認識があり、(国立映画アーカイブ、東映、東映アニメーションの)3社でプロジェクトを立ち上げた」と4K復元のきっかけを説明。根岸氏は「当時はネガを保存するという概念がなく、終わったらそのままだったため、修復としてはほとんどぎりぎりのタイミングだった」と振り返った。

 修復作業について技術面を担当した根岸氏は、「修復において一番大変なのは方針を決めること」と語り、「当時は大勢の人間が作画や色塗りに当たっており、人によって色が違ったりする。そういうところをどこまで直すのかを決めるのが一番大変で、ひとつひとつ話し合いながら進めた」と苦労点を述懐。直そうと思えば全て直せてしまうなか、「公開当時の状態に近づける」という方針のもと、残っていたフィルムやセル画などを参考に当時の色を想像して復元したり、背景画の紙の質感をあえて残すようにしたりしたという。

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