2019/11/02 14:10

「ウルトラQ」4K版は制作当時の意図を再現する技術…円谷技術者が語るこだわり

本田雅一氏と円谷プロの隠田雅浩氏
本田雅一氏と円谷プロの隠田雅浩氏

 [映画.com ニュース] 国産初の本格的な特撮テレビドラマとして1966年に放送され、怪獣ブームを巻き起こした「ウルトラQ」内のエピソード「東京氷河期」の4K上映が11月1日、第32回東京国際映画祭内のジャパニーズ・アニメーション部門作品としてTOHOシネマズ六本木で上映され、オーディオ&ビジュアル評論家でコラムニストの本田雅一氏、円谷プロの製作本部エグゼクティブマネージャー・隠田雅浩氏が来場。本シリーズの映像のこだわりを徹底解説した。

 「東京氷河期」は、真夏にもかかわらず異常な寒波が広がった東京が舞台。まるで氷河期のような姿に変貌した街を目の当たりにした万城目は、この異常な寒波の原因は以前南極で遭遇したペギラの仕業ではないかと推測する……という物語。今回の4K映像は、劇場用映画と同じクオリティを持つ35ミリネガフィルムから直接制作されたものだ。

 「ウルトラQ」シリーズといえば、2011年に「総天然色ウルトラQ」と題して、35ミリのローコントラスト・ポジフィルムからのHDテレシネ、着色、リマスターを行ったものがあったが、今回の4K版はそれとはさらに違うものだという。隠田氏も「厳密に言うと『総天然色』はポジからのテレシネ(フィルムを流しながらスキャンしたもの)でしたが、今回の4K版はネガをダイレクトに1コマずつスキャンしたもの。圧倒的に情報量が違うんです」と自負。この日の映画祭で上映されたのは、NHKでのテレビ放送版と違う素材だそうで、隠田氏も「今日の(上映の)ために作業をしました。スクリーン上映というのは、テレビ放送のメディアとは違いますから。スクリーンでどう見えるかにこだわって調整しました」と明かし、会場を驚かせた。

今日の運勢~無料12星座占い~|楽天占い

今日の運勢

おひつじ座

全体運

感情の浮き沈みが激しい今日のあなた。大げさに考えすぎかも。...もっと見る >