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2019/11/02 19:16

アニメ映画史を変えた「白蛇伝」「エースをねらえ!」「AKIRA」それぞれの“リアル”

 アニメにおけるリアリティの解釈の違いに話題がおよぶと、「『エース』では撮影技法やカッティングで“主観的なリアル”を表現していて、後年のアニメに与えた影響は大きい」(原口)、「出崎統監督は、動かさずに映画らしさを追求することに当時から自覚的だった。これは画期的なこと」(氷川)と称賛。東映動画(現・東映アニメーション)の「白蛇伝」をルーツに、宮崎駿監督と高畑勲監督が「アルプスの少女ハイジ」などで実現させた“客観的な(時間や空間の)リアル”との対比についても言及された。

 一方、「AKIRA」では、意欲のある若手アニメーターたちがカメラのレンズや人間の関節を意識した“作画のリアル”でディティール描写の基準を更新。90年代の「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」(押井守監督)や今敏作品はその流れのなかにあることが、原口氏の作成したスライドを映しながら説明された。氷川氏は、アニメのリアリティを考えることは「どうやって(アニメを)映画にするかと考えるのと同義で、不可分な問題」と述べ、「日本アニメ映画の到達点」として選んだ5本(「海獣の子供」「きみと、波にのれたら」「天気の子」「プロメア」「若おかみは小学生!」)は、その回答として見ることもできると選出の意図を明らかにした。

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