楽天WOMAN リニューアルのお知らせ ▶ 詳細はこちら
2019/11/04 22:10

森達也監督、東京新聞記者・望月衣塑子氏を「泣かせたかった」 勝負の行方は「完敗」

 「映画を見た後に、何かアクションを起こしたいと思うはず。しかし、対するものが“大きすぎる”。私たちは何をしたらいいのか?」と問いかけられた望月氏は、「私が嫌がらせをされ続けながらも、会見に向かうことができるのは、日々会社に届く電話、FAX、応援のメールのおかげ」と説明。「それが結果として編集局長、局次長の目に留まる。『もっと声をあげ、質問をし、記事を書いてほしい』という市民や視聴者の声がある限り、それを無にすることはできない。『あいつの背中を押し続ける』という判断となり、会見に行かせ続けるという判断になったんです。叱咤激励の声が『記事を書こう』『質問をしてみよう』と踏み出せるきっかけになる」と思いの丈を述べていた。

 やがて、森監督は望月氏に投げかけられた「これからも“空気”を読まないでください」という観客のメッセージを引用し、中国メディアの取材を述懐。「(中国メディアの)話を要約すれば『中国は、共産党の影響で言論が不自由。国民はその事実をわかっている。しかし、日本は共産党のような存在はないけれど“空気”が、それを支配している。そして、ほとんどの国民が気づいていない。そこが大きな違い』というもの。“空気”を作っているのは誰か? 僕たちですよ。最初はこんな場所で上映できるとは、思ってもいなかった。でも、やればできるんですよ。100%ではないかもしれないけど、言えば形になる。もっとわがままに、自由に、言いたいことを言う、やりたいことをやる――それが、今ちょっと足りないんじゃないかな」と語っていた。

 「i 新聞記者ドキュメント」は、11月15日より東京・新宿ピカデリーほか全国順次公開。第32回東京国際映画祭は、11月5日まで開催される。



【関連ニュース】
2020年運勢特集|楽天占い

今日の運勢

おひつじ座

全体運

交流会など、日頃出会えない人が集まる場に参加しよう。世界が...もっと見る >