ケビン・ファイギ社長、スコセッシ監督らのマーベル批判に冷静な対応
[映画.com ニュース] マーティン・スコセッシ監督やフランシス・フォード・コッポラ監督ら映画界の巨匠が相次いでマーベル映画を批判するなかで、マーベル・スタジオのケビン・ファイギ社長がついにコメントした。
スコセッシ監督は複数のメディアに対し、マーベル作品は「映画ではない」「テーマパークだ」などと批判。盟友フランシス・フォード・コッポラ監督も同調し、「嫌悪すべきもの」と一刀両断している。
これまで全てのMCU作品でプロデューサーを務めたファイギ社長はこのほど、米ハリウッド・レポーターのポッドキャスト「Awards Chatter」に出演。スコセッシ監督らのマーベル批判について、「誰もが映画に対して異なる定義を持っている」と冷静に返答。「誰もが芸術に異なる定義を持っている。(マーベル作品を)映画ではないと思う人もいる。みんなが自分の意見を持って良いし、みんなにその意見を繰り返す権利がある。みんながその意見について記事を書く権利がある。次にどんなことが起きるのか楽しみにしている一方で、私たちは映画を作り続けるだけだ」。