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2019/11/30 15:00

【佐々木俊尚コラム:ドキュメンタリーの時代】「ドルフィン・マン ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ」

「グラン・ブルー」のモデルになったフランス人ダイバーの人生を描く (C)2017 ANEMON PRODUCTIONS/LES FILMS DU BALIBARI/GREEK FILM CENTRE/IMPLEO INC./STORYLINE ENTERTAINMENT/WOWOW
「グラン・ブルー」のモデルになったフランス人ダイバーの人生を描く (C)2017 ANEMON PRODUCTIONS/LES FILMS DU BALIBARI/GREEK FILM CENTRE/IMPLEO INC./STORYLINE ENTERTAINMENT/WOWOW

 1988年のリュック・ベッソンの大ヒット映画「グラン・ブルー」のモデルになったことで有名なフランス人ダイバー、ジャック・マイヨールの人生を描いている。

 「グラン・ブルー」はカルト的な人気で有名な作品で、母国フランスでは大ヒットした。しかし日本では当初「グレート・ブルー」というタイトルで上映されたがまったく流行らず、あっという間に打ち切りになってしまった。翌年になってから口コミで話題になり、今はなき六本木の伝説的なレコード店「WAVE」でビデオカセットがバカ売れし、そこから一気に盛り上がっていった。

 私はブームになったころにレンタルビデオで観た記憶があるのだけれど、「静謐で精神性の高い作品」という印象があった。たしかに有名なラストシーンはそうだ。自分の子を身ごもった恋人ジョアンナを置いて、深い夜の海へと降りていくジャック。彼に「Go and see my love」と伝えるジョアンナ。

 しかし今回、あらためて「グラン・ブルー」を再見してみると、全体としては1980年代的なロマンチシズムと多幸感に溢れた作品であることに気付かされる。

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