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2019/12/13 16:00

フランチャイズの宅配ドライバーの苦悩描くケン・ローチ監督最新作 サッカーネタ映像公開

過酷な労働条件に振り回される宅配業者とその家族を描く photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019
過酷な労働条件に振り回される宅配業者とその家族を描く photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019

 [映画.com ニュース] 「麦の穂をゆらす風」「わたしは、ダニエル・ブレイク」と2度、カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを受賞した、イギリスの巨匠ケン・ローチ監督の最新作「家族を想うとき」が公開された。このほど、本編映像の一部を映画.comが入手した。

 サッカー発祥の地、イングランド出身のローチ監督は劇中で時折サッカーネタを入れた演出を行い、「エリックを探して」(2010)ではフランス代表として活躍した名選手エリック・カントナが本人役で出演したことで話題を集めた。

 今作「家族を想うとき」ではローチ監督が引退宣言を撤回し、グローバル経済が加速する中で変わっていく人々の働き方と、時代の波に翻弄される「現代の家族の姿」を描く。

 個人事業主とは名ばかりで、理不尽なシステムによる過酷な労働条件に振り回されながら、家族のために働く父リッキー。このほど公開された映像は、様々な困難が襲うリッキーの姿を描く中で、思わず笑みがこぼれるサッカーネタのワンシーン。リッキーが荷物を届けた相手が、敵対するサッカーチームのサポーターだったという一場面。互いに熱くなり、口喧嘩にまで発展するが、生き生きした人間らしいやりとりが切り取られている。

 「家族を想うとき」は、12月13日から、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。



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