2017/09/25 09:26

「ゴールデン街は世界遺産」ドリアン助川さんが見た人生模様

今も週に1回はゴールデン街で飲んでいる(C)日刊ゲンダイ
今も週に1回はゴールデン街で飲んでいる(C)日刊ゲンダイ
コラム【今だから語れる涙と笑いの酒人生】

 酒を飲み始めたのは10代。愛知県で有数の進学校に通っていて、二日酔いで定期試験を受けたことがありました。それが先生に見つかったのは一緒に飲んだ友だちが教室の窓からゲェーゲェー吐いたからです。

 先生が「おまえ! 飲んだな? 何を飲んだ?」とスゴイけんまくで怒鳴り始めて、仕方なく「ビールとウイスキーです」と正直に答えたら、「チャンポンはやめとけ!」って(笑い)。そしてある日、国語の先生が「おまえら、東京に行ったらここで飲め!」と言って黒板に書いてくれたのが「新宿ゴールデン街」。

 大学は東京です。忘れもしない82年春。ゴールデン街がどこにあるのかわからなくて、新宿三丁目の交番で聞いてやっと見つけました。その頃はぼったくりバーがいっぱいあったし、路地に椅子を出して店の外で飲んでいる客もいっぱい。学生になったばかりでまだ19歳、友だちと2人だったけど、最初は怖くてどの店にも入れなかった。近所の本屋の店主に「ゴールデン街で飲みたいのだけど、お店を紹介してくれないか」と聞いてやっと初めて入ったのが「安愚楽」という店。

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