2018/01/31 09:26

「BG~身辺警護~」キムタク支える井上脚本と七髙剛監督

上川隆也と江口洋介(C)日刊ゲンダイ
上川隆也と江口洋介(C)日刊ゲンダイ
コラム【TV見るべきものは!!】

 木村拓哉主演「BG~身辺警護人~」は井上由美子のオリジナル脚本だ。井上は「GOOD LUCK!!」(TBS系)、「エンジン」(フジテレビ系)など、木村の主演ドラマを何本も手掛けてきたベテラン。久しぶりのタッグの舞台がテレビ朝日という点に注目だ。

 2015年、木村はテレ朝の「アイムホーム」で主演を務めた。このとき、不安定な立場と複雑な心境に陥った男を見事に演じてみせた。これで俳優・木村拓哉が確立するかと思いきや、次に主演した「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)が脚本の凡庸さもあり、再び“キムタクドラマ”へと後退してしまったのだ。

 そして今回の「BG」である。まず、刑事ドラマならぬ「警護ドラマ」としての骨格がしっかりしている。同じボディーガードでも、警視庁のSPと違って民間警護人には捜査権がない。また銃などの武器も持てない。そのハンディをどう補い、いかにして対象者を守るのかが見どころだ。

 木村は、かつての失敗をトラウマとして抱えながらも、体を張って(痛い目に遭いながら)警護の責任を果たす主人公、島崎章を抑制された演技で好演している。支えているのは井上脚本と「アイムホーム」も演出した七高剛監督。さらに警視庁SPの江口洋介や警備会社上司の上川隆也などだ。特に物語に厚みを加えている、実力派俳優たちの存在が大きい。
(碓井広義/上智大学教授=メディア文化論)

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