2018/04/04 09:26
所持金43円の超極貧生活も経験 LiLiCo“47歳婚”までの凸凹道
「純烈」小田井涼平と結婚していたLiLiCo(C)日刊ゲンダイ
「お互いに出会うまでに47年もの月日を要しましたが、価値観や考え方も共感しあえる部分が多く、これからも同じ景色を2人並んで見続けたいと思いました」などとコメントしている。
今や売れっ子のLiLiCoだが、もともとは売れない歌手。食うや食わずのドサ回りの日々を送っていたことで知られている。かつて日刊ゲンダイのインタビュー連載「貧乏物語」でも、こう語っていた。
「間借りしていた芸能プロの雑居ビルから閉め出されたのが二十歳で、以来5年、マネジャーの40男のセドリックで車中生活をしてました。昼はレコード会社などに売り込み、夜はスナックやキャバレーに飛び込んで7~8軒で歌わせてもらい、東名高速のパーキングや駐車場でシートを倒して寝るんです。だまされたり脅されたりは日常茶飯事。夜ごと酔っぱらいから『ひっこめ、オカマ!』とヤジられて、昼はみかん箱どころかマイクも音響もない場所で声を張り上げて、セミが口に入ってきたり……。所持金が43円になったりして、よく生きていたなあ」