2018/02/24 07:20

渡邉剣&天野浩成、「原作が教科書」読み込んで挑んだ人気BLの実写化『花は咲くか』

『花は咲くか』渡邉剣&天野浩成インタビュー クランクイン!
『花は咲くか』渡邉剣&天野浩成インタビュー クランクイン!
 繊細な絵のタッチ、心理描写の巧みさで、熱狂的なファンを多く有する日高ショーコによるBLコミックス『花は咲くか』。全5巻の累計発行部数は35万部を超え、批評家からの評価も高い。そんな同作が実写映画化となる。メインキャストの蓉一と桜井にふんするのが、本作が映画初主演となる渡邉剣と、様々なキャラクターを演じてきた天野浩成だ。2人ともBL作品は初体験。様々な角度から話を聞いた。 「本作への出演は、外堀から埋められていった感じでしょうか」と、水川蓉一役の渡邉は笑顔を見せる。どういうことなのか、詳しく聞いてみると、「台本を読んだ感想を聞かせて。知り合いが男性の意見が欲しいんだって」とマネージャーさんから『花は咲くか』の台本を渡されました。BLと知らずに読んでいたので、あれ? 桜井は女の人だっけ? と何度も確認しながら、BLだと気づいたのはかなり後でした(笑)。でも、読み終わったら、BLが気になることもなく、やるなら蓉一がいいです、とマネージャーさんに話していました」。

 その1週間後、渡邉は蓉一役に決定。既に脚本も読んでいたため、ほとんど驚かなかったそうだ。一方、桜井和明を演じる天野は、「僕は、他の作品と同じ感じで言われました。もう39歳ですから冷静ではありましたよね」と笑う。「ただ、まさか! とは思いました。この歳までBLをやったことがなかったので、若干の戸惑いも(笑)。30代最後の歳でのBLはチャレンジそのものでしたが、精一杯桜井を演じたいと、いい出逢いになりました」。
 
 では、2人の最初の出会いはどうだったのだろうか。劇中では、無愛想な蓉一に桜井は屈託なく話しかけるが、冷たくあしらわれてしまう。もちろん、後に惹かれあっていくのだが。
 
 「天野さんと初めて会った時、実は、ちょっと暗いなぁって。テンションがあまり高くない、おとなしい方だと思ったんです」と、渡邉は振り返る。その言葉を受け、「それ、ちょうどギックリ首をやっていたんだよ」と、天野。「本読み初日の朝、ギックリ首をやってしまったから、すごく首が痛かった。まぁ、そもそも人見知りもするんだけど、ギックリ首もあったので、すみません、その節は、という感じで(笑)」。 蓉一と桜井と同様、ファーストコンタクトはイマイチな2人だったが、クランクイン前のリハーサルを密にやったことで、撮影時にはすっかり意気投合。自分のしたいことや、相手がやりたいことなど、言葉にせずとも、自然と分かるまでとなった。ならば、キスシーンは?

 「緊張もしないし、天野さんに頼りきっていました」(渡邉)「僕も、まったく平気でした。女性とするより緊張しなかったくらいで」(天野)。
 
 つまり、2人の相性は良かったということだ。そして、さらに完璧にするため、撮影現場に欠かせなかったのが原作だ。「原作が教科書というくらい、とにかく読んだよね」と、天野が口にすれば、「本当に読みましたね」と、渡邉が大きくうなずく。さらに、天野はこう続ける。「自分が原作のファンになったので、その世界観やキャラクターは絶対に崩したくなかったし、作品を裏切りたくない。だから、原作ではこうしていたと、ことあるごとに原作を見返していました。公開されるまで、ファンの皆さんがどう思ってくれるのか…やはり不安ですよね」。
 
 そんな天野に対し、「大丈夫ですよ! 原作者の先生も大丈夫だと言ってくださったし、(本作の)チラシにもコメントを頂いていますから!」と、渡邉は満面の笑み。「でも、僕のことは一言も書いてないけどね(笑)」と天野が口にするや、2人は大爆笑。まるで、蓉一と桜井がそこにいるかのような2人の掛け合いに、作品への期待は高まるばかりだ。
 
 『花は咲くか』は2月24日より公開。

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