2019/08/05 19:00

タル・ベーラ監督、7時間18分の傑作『サタンタンゴ』携え8年ぶり来日

映画『サタンタンゴ』場面写真
映画『サタンタンゴ』場面写真
 ハンガリーを代表する巨匠タル・ベーラ監督の映画『サタンタンゴ』(1994)の4Kデジタル・レストア版が日本で9月に劇場公開されるのに合わせ、同監督が約8年ぶりに来日することが決まった。舞台あいさつを行う予定だ。 本作は、ハンガリーの寂れた村を舞台に、死んだはずの男が帰ってきたことから惑わされる村人たちの姿を描く。『ニーチェの馬』『ヴェルクマイスター・ハーモニー』などの作品で知られるタル監督が足かけ4年をかけて完成させた7時間18分の大作で、全編約150カットという驚異的な長回しで描かれている。

 ジム・ジャームッシュ、ガス・ヴァン・サントといった映画監督たちに大きな影響を与え、米国の作家スーザン・ソンタグは「7時間すべての瞬間が圧倒的で心を奪われる。残りの人生で毎年観たい傑作」と激賞。製作から25年たった現在でも米映画評論サイト・ロッテントマトで批評家からの100%評価を維持し続けている。原作はクラスナホルカイ・ラースローの同名小説。ラースローは2015年に英国の文学賞・ブッカー国際賞を受賞している。

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