2019/09/25 18:00

公開から50年『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』は未来が詰まった映画―― boid 樋口泰人

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』メインカット(C)1968 BY PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』メインカット(C)1968 BY PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
 セルジオ・レオーネ(監督)、エンニオ・モリコーネ(音楽)、ダリオ・アルジェント(脚本)、ベルナルド・ベルトルッチ(脚本)。今やそれぞれの分野で「巨匠」の名をほしいままにする彼らの若き日に、集って作り上げた映画が『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』である。 50年以上前のことだから、レオーネとモリコーネはアラフォーで、アルジェントとベルトルッチは20代。だから西部劇の名作からの引用も数多く見受けられ、レオーネも意識していたと言われているように「最後の西部劇」とも言えるこの映画には、若き映画人たちの西部劇へのあふれる愛だけでなく、その若さゆえの西部劇の「新たな時代」へ向けての沸き立つ野心もみなぎっていたはずだ。モリコーネと共に作り上げた『荒野の用心棒』(1964)や『夕陽のガンマン』(1965)で世界的な名声を獲得していたレオーネは、当時の西部劇の衰退を実感してこれまでにない新しい西部劇をと、20代の才能を集めたのである。

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