2017/08/23 11:09

【海外発!Breaking News】古代ローマでレモンは「エリートの象徴」だった!? テルアビブ大学研究チームが新説を発表

イスラム帝国が征服したことで、イランのペルシア人がこぞって栽培していたレモンがイタリアのシチリア島に持ち込まれたのは紀元9世紀とされていた。しかしそれよりもっと早く、古代ローマにおいても上流家庭の庭には柑橘類の樹木が存在し、彼らにとっては富の象徴、ステータスシンボルだった…こんな新説がテルアビブ大学の研究チームにより発表され、人々の関心を集めているようだ。

あちこちの庭にレモンの木が植えられているイタリア。この国で最も長く大量に栽培されてきた果実が柑橘類であることを疑う者はいない。しかし、それらはかつてエリート家庭だけのものだった…!? このほどそんな調査結果を学術誌『HortScience』に発表したのはイスラエル・テルアビブ大学の植物考古学者ダフナ・ラングット博士率いる研究チーム。古代の化石、花粉や種子のほか、遺跡、文献、美術工芸品などの解析、研究が専門であるという。

ラングット博士はそのなかで、「柑橘類はそもそも地中海沿岸の国々には生育していなかったもので、アジア側からシトロンとレモンが渡ったことで古代ローマでもその栽培が始まったと考えられています。当時は稀有、極めて貴重なものとしてその爽やかで清々しい香りづけを楽しめるのは富裕層だけ。つまりエリートたちのステータスシンボルであったようです」と述べ、紀元前5~4世紀頃にエルサレム近郊に造られたペルシア帝国時代の王族所有の庭園に、シトロンが存在した形跡が発見されたことに触れている。ただし一般家庭においても柑橘類が育てられ、料理や香りづけに用いられるようになったのはそれより1,000年以上も後になってからであろうという。

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