2017/10/31 20:32
【エンタがビタミン♪】福田沙紀「新しい挑戦だった」 タクフェス第5弾『ひみつ』で女優として成長
宅間孝行の4年ぶりの新作書き下ろしとなる同作は、ある家族を中心に描かれる、涙と愛にあふれた純愛物語。主人公の「渚」を戸田恵子、その弟を宅間孝行、松本利夫が務め、福田沙紀は自身の過去の「ひみつ」に向き合うことになる女性「夢」を演じる。
約135分の上演の後に囲み取材に応じた宅間、戸田、松本、福田。「脚本を読んだときに人生で忘れられないような衝撃を受けた」という福田は、「自分のひみつを知っていくという役どころであるので、毎回その事実を新鮮に受け止めて、舞台でしっかり生きていきたい」とやる気を見せた。心を揺さぶられ、泣くシーンも多い福田だが、「泣きすぎてしまって、(宅間から)『ここはまだ抑えて』と言われた。新しい試練をいただいた」と振り返った。そして「そういう芝居のアプローチも新しい挑戦だったので、そこを大切にしながらやっていた」と女優としての成長ぶりをうかがわせた。「とにかく気持ちをしっかり震わせながら、いっぱいアンテナを立てて、受信していけたらいいなとやっている」としっかり前を向いた。