2018/06/13 06:00

40歳以上の20人に1人が罹患―失明原因1位の緑内障の恐怖

「『視力がいいから大丈夫』と思っていても、40歳以上の20人に1人は、日本の失明原因第1位の眼の病気、緑内障にかかっている可能性があります。私のクリニックでも『買い物をするとき値札が見えづらい……』と来院された女性が緑内障だったというケースがありましたが、そうした自覚症状はごく少数。気付かないうちに進行し、見えなくなる寸前に発見、というケースもあります」

そう警鐘を鳴らすのは、たじみ岩瀬眼科の院長で、日本緑内障学会理事の岩瀬愛子先生だ。6月7日は「緑内障を考える日」。緑内障とは、視神経に障害が起きることで、眼で捉えた映像がうまく脳に伝わらず、じわじわと視野が欠けていく病気。

日本緑内障学会と岐阜県多治見市が’00~’01年に実施した疫学調査では、無作為抽出で選ばれた40歳以上の男女約3000人のうち、5%にあたる20人に1人が、緑内障に罹患していることが判明した。しかも、9割は罹患の事実に気付いていなかったというから驚きだ。

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