2017/07/14 20:00

真木よう子は必死すぎ?芸能界に増える“ギャップ芸”の諸刃

 
最近、芸能人のSNSアカウントがたびたび話題になっています。ある人は日常のオフショットをアップし、ある人はファンからの返信に答えたりと、それぞれ交流をはかっているようです。そんな中でも注目なのが、7月からスタートしたドラマ『セシルのもくろみ』で主演をつとめる真木よう子さん(34)のTwitterアカウントです。
 
真木さんのイメージは、クールで美人でナイスバディ。普段は男っぽい役柄が多い印象ですが、本作では有名ファッション誌の読者モデルとしてスカウトされた、ガサツな主婦を演じています。13日に放送された視聴率は5.1%。苦戦のスタートを切った『セシルのもくろみ』ですが、ドラマの中ではクールとは言い難い真木さんの弾けた姿が印象的です。
 
真木さんのTwitterアカウントは、このドラマの制作とあわせて開設されたようで、ファンと交流したり自身の非公式botと会話したりしています。先日は「『セシルのもくろみ』観てください!」と叫びながら土下座する動画がアップされ、驚いた人が多かったようです。
 
クールな人が親しみやすさや笑える姿をみせる行為は ギャップ芸 と筆者は勝手に呼んでいます。ギャップ芸は芸能人が行うと話題になりやすいものの、SNSで使いすぎると長い目でみて面倒臭さともワンセットになる気がします。
 
■ギャップ芸で魅せる3つのメリット
 
ギャップ芸のメリットを考えると、1つ目は「親近感を感じてもらいやすい」ということが挙げられます。
 
これは、心理学的には「ゲインロス効果」と呼ばれます。最初に自分の印象を下げておくと、後に良い印象を相手に抱かせたとき評価がより上がりやすいというものです。女優や俳優などの場合、最初に印象が悪いとはいいません。ただ私生活がみえない謎の多き存在がSNSを通じてコミカルな姿をみせたとき、親近感を覚える人が多くなるのもわかります。
 
・新たな引き出しのアピールができる
俳優業は元来、役柄のイメージなどもあって私生活を外に出さない人が多いもの。そんなときにSNSでプライベートを発信すると、レア感に加えて新たな需要を生み出すことがあります。
 
たとえば元AKB48の前田敦子さんは、親しい俳優仲間とおこなう『ブス会』と称する定期飲み会をSNSで発信。ファン以外にも話題となり、ブス会メンバーでバラエティ番組にゲスト出演しました。
 
タレントや芸人であれば特別驚かれないような発信も、ギャップ芸を使える立場の人の場合は新たな引き出しや需要のきっかけになることがあります。
 
・ニュースとして話題を呼びやすい
SNS上での振る舞いがネットで話題を呼ぶと、もれなくニュースサイトに取り上げられて宣伝効果を生むことがあります。今回の真木さんの土下座の動画も、まさに番宣効果もたらしました。
 
とはいえ、視聴率はまだまだこれからという結果からも、ネットで話題になるということに、実質的な効果がどれほどあるのかは疑問。
 
個人的に筆者は真木さんの土下座動画をみて、『セシルのもくろみ』を鑑賞した一人です。SNSでの異常なはっちゃけ具合は真木さんの素なのか、それともドラマの役柄と合わせているのか。どちらか気になりましたが、ある意味体当たりな彼女の姿を引き続き見守りたいと思います。
 
■ギャップ芸がもたらす2つの落とし穴
 
話題を呼んだり新たな一面をアピールできたりと、SNSには良い効果がいっぱい。しかし、長くおこなうとデメリットもあります。
 
・一般人から無駄にイジられる
1つは一般人との距離が近くなった結果、ネタとしてイジられることが増える点です。これは歌姫の浜崎あゆみさん(38)がよい例です。画面の中だけの歌姫だった彼女がSNSで発信することで、思わせぶりなコメントや写真の質に対して細かく言及されるようになりました。
 
現在はSNSツッコミが1つのネタとして成立している気もするあゆ。ここまでいくと、メリットとデメリットどちらが大きいか考えものです。

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