2017/10/24 06:00

第39回「紗栄子が悩む世間のヒールな印象 実はそのままでいいワケとは」

 
世の中には、持つ者と持たざる者がいる。
 
紗栄子さん(30)の場合は、確実に前者なのでしょう。最近、子どもと イギリス移住 を果たした彼女。デビュー当時から好感度が高かった印象はないですが、結婚・離婚を経験してからは ヒールキャラ な印象があります。
 
自分の立ち位置を気にしていないのかと思いきや、最近のバラエティ番組で等身大な自分を口にするシーンも。「人のお金で生活しているって見られる」と弱音も吐露していました。
 
たしかに 今は 人のお金で生活していないでしょう。しかし金銭的にもステータス的にも、ジャンプアップのきっかけがあったのは事実です。果たして紗栄子さんは、これからどうしていけばよいのでしょうか。
 
そもそも芸能界における 女ヒール は、時代の空気を反映しながら必ず存在していました。昔なが神田うのさん(42)や梅宮アンナさん(45)。今の時代なら加藤紗里さん(27)や安藤美姫さん(29)あたりが思い出されます。
 
彼女たちレベルまで反感を買ってしまうと、何をしても粗探しされるもの。いったいなぜ、そこまで 悪役色 が強くなってしまうのか。共通しているのは、まっとうな努力や苦労をチャラにするほどの突出した ネガティブ要素 が必ずあるという点です。
 
神田さんなら高飛車なお嬢様というイメージ。梅宮さんならパパの存在。そして紗栄子さんなら、元夫であるダルビッシュ有さん(31)との成り上がり(に見える)結婚。それらが、イメージに影を落としているのでしょう。
 
彼女は「どうして?」と番組で悩みを吐露します。しかし、ふと思うのです。嫌われることは、そんなに悪いことなのだろうかと。
 
よくよく考えてみると、イメージだけで勝手に悪く思われる人というのは これ以上嫌われるリスクがない ともいえます。たとえば紗栄子さんが不倫スキャンダルを起こしたとしても、叩かれることはないでしょう。だって、もう叩かれているのだから。
 
視点を変えると「好感度を保つ」というツラさを抜きにして自分の活動に専念できるのは、かなり強いと思うのです。割り切ることができれば、今の 他人評価社会 においても嫌われ者は自由。『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)という本がベストセラーになりましたが、勇気さえ持てば彼女にとっての快適さはそこにあるのです。
 
「好きと嫌いは紙一重」と恋愛関係ではよく言われます。やはり嫌われることで愛される存在というのは、世の中には必要。その筆頭が現在は、紗栄子さんというだけです。
 
ちなみに、嫌われる女が嫌われなくなる瞬間があります。それは人気に陰りが出てきたときです。たとえば今の紗栄子さんがトラブルなどで超ビンボーになったとしても、「ほれ見たことか!」と追い打ちをかける言葉が飛び交いそうですよね。それは今の彼女に、特有の生命力と魅力がある証拠なのです。
 
最近テレビでやたら「本当はワタシ普通なんです」なんて主張する姿を見かけます。しかし、フツーの紗栄子は見たくない!紗栄子は紗栄子。 強欲全開 で、イギリスに行ってらっしゃい!

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