2018/01/17 06:00

伝統風水師は知っている18年新年に「やっていいこと、悪いこと」

 
「日本では知られていませんが、台湾をはじめとした中華圏では、1年365日の吉凶を読み解く『通書便覧』という暦が、いまも吉日選びに使用されています」
 
そう語るのは、台湾や中国の世界的に著名な風水師からも信頼されている、日本における伝統風水研究の第一人者の山道帰一さん。この『通書便覧』とは、どういうものなのだろうか。
 
「一般的には『通書』と呼ばれています。人々の暮らしにかかわる行動や げん をかつぐ事柄の吉凶についてが、一日ごとに詳しく書かれた、生活便利情報と百科知識を記した冊子です。台湾だけでも毎年50種類以上が出版され、83%の家庭が『通書』を使っているのです」(山道さん・以下同)
 
日本では、大安・仏滅が載っている『高島暦』などの暦を使い、祝い事の日取りなどを決める人は多い。だが、『通書』はより詳しく、歴史のあるものだと山道さんは言う。
 
「『通書』は明代(14世紀)のころに発達し、すでに民衆の間に広まっていました。そして清朝時代(17世紀)に、いまの形にまとまったのです」
 
風水には、「天・地・人」といって、天の陽気と地の陰気が調和して人の気が生成され、そのエネルギーが、人々の成功と失敗につながるという『三才思想』がある。これに従って、日々の吉凶が導き出される。
 
「木星と逆行する 歳星 という星を起点の一つにして、星と星の関係をみていきます。そこから、いい未来へとつながる吉祥をもたらす特殊な日を選び出す方法が『擇日』です。しかし、擇日を使いこなすには伝統的な暦の知識が必要。そこで、一般の人も使えるように『通書』には、擇日で導き出されたその日の行動の吉凶が365日ぶん記載されているのです。人生の一大イベントだけではなく、暮らしに寄り添った身近なことまで事細かに書かれています」
 
『通書』に書かれたスケジュールを参考にして、幸運を手にした人も多いという。そこで今回、山道さんが本誌のために1月17日から22日までの『通書』ダイアリーを作ってくれた。
 
■17日(水)
【行うといいこと】害虫の駆除。
【行ってはいけないこと、注意したいこと】この日から立春前の18日間である「土王用事」という期間に入る。ガーデニングや埋葬など、土を動かす行為は避けたほうがいいとされる。
 
■18日(木)
【行うといいこと】婚活、デートや女子会、神社仏閣の参拝、服や靴の購入。
 
■19日(金)
【行うといいこと】大切な人に連絡をとる、デートや女子会、散髪、自宅の大掃除、習い事を始める、神社仏閣の参拝、スマホやパソコンと家電の買い換え。
【行ってはいけないこと、注意したいこと】遠出、盗難に注意。
 
■20日(土)
【行うといいこと】財布の購入、銀行に行く、保険に加入、妊活、温泉やエステに行く、神社仏閣の参拝、スマホやパソコンと家電の買い換え。
【行ってはいけないこと、注意したいこと】結婚式、埋葬やお墓の改葬など。
 
■21日(日)
【行うといいこと】悪友と縁を切る、断捨離をする。
【行ってはいけないこと、注意したいこと】リフォーム。
 
■22日(月)
【行うといいこと】妊活、婚活、デートや女子会、散髪、温泉やエステに行く、物件探し、模様替え、習い事を始める、厄払い、服や靴の購入、スキーなどのレジャーに行く、スマホやパソコンの買い換え。
【行ってはいけないこと、注意したいこと】病気に注意する日。
 
今年の1月は、肺の病気や感染症に注意する月にあたるので、「うがいをよくしてインフルエンザに気を付けましょう」と、山道さん。
 
「『通書』に記された『擇日』とは、中華圏に古くから伝わる、よく生きるための知恵。古代人のテクノロジーでもあります。ぜひこのダイアリーを活用して、いまの生活をより平和で豊かなものにしてください」(山道さん)

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