2018/02/15 06:00

雨上がり蛍原さんが嘆く「おかっぱにしたら、モテなくなった」

 
「デビュー当時は、おかっぱじゃないですよ。チェッカーズ時代のフミヤさんの髪形やギバちゃんカットなど、そのときのはやりをやってきた人間だったので」
 
こう話すのは、雨上がり決死隊の蛍原徹さん(50)。広辞苑によると 御河童 とは、 前髪を切り下げ、後髪を襟元で切りそろえた少女向きの断髪 。文字どおり、妖怪の河童に似ていることから、こう呼ばれるように。
 
いま、ブルゾンちえみさん(27)をはじめ、ハリセンボンの近藤春菜さん(34)、おかずクラブのオカリナさん(33)など、おかっぱ頭の芸人をテレビで見ない日はない。なぜ、おかっぱは愛されるのか。 おかっぱ芸人 に話を聞いた。
 
蛍原さんがいまの髪形にしたのは仕事が理由だった。
 
「'00年に舞台『カノン』にコンビで出演したとき、演出の野田秀樹さんに『髪形をおかっぱにして』と言われて。もともと役でやったんです。舞台が終わったら、髪形を変えようと思っていたんですが、唐沢寿明さんや鈴木京香さんとか、共演の方々が『絶対にこのままのほうがいいよ』ってなったんですよ。それで、18年間、この髪形です」(蛍原さん)
 
じつは、蛍原さんのおかっぱを褒めるように、共演者に頼んだのは、相方の宮迫博之さん(47)だった。
 
「やっぱり、僕らの世界は顔を覚えてもらってなんぼの世界です。僕なんて特に地味な顔立ちなんで、この髪形のおかげで覚えてもらっているというのはある。当時、同世代でこの髪形だったのは、イジリ―岡田さんやつぶやきシローくらいでしたね」(蛍原さん)
 
実際に おかっぱ にしたことで、仕事が増えたという。
 
「会議で誰を使おうか、となったとき、『あのおかっぱのやついるやん』みたいなのは、少なからずあると思う。実際に、東京に住み始めたころ、『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)で、当時おかっぱだったふわかりょうくんとマッシュルームボーイズというのをやったことがあります。でも1回きりでしたが(笑)」(蛍原さん)
 
いまや、蛍原さんといえば、さらさらおかっぱヘアというのが世間に定着した。'15年におこなわれた「美しい髪ランキング」では、並み居る女優に交じって5位に輝いた。ちなみに10位は同じおかっぱ頭のバナナマンの日村勇紀さん(45)。ベスト10に入った男性はこの2人だけだ。
 
「ポイントは髪の毛をいじらないこと。みなさんパーマをあてたり、染めたりしますが、そうすると美しい髪にはならないと思います。要は、おかっぱの人って、そのままなので、どんどん磨きがかかる。ほったらかすから、いいんですよ」(蛍原さん)
 
だが、こんな悩みも  。
 
「おかっぱにして全然モテなくなりましたね。女のコに出会っても、ペット的というか、あのおかっぱ見られるんなら、行こうかという感じでけっしてモテはしないんですよ。いまの奥さんに出会ったのも、おかっぱになる前ですしね」(蛍原さん)
 
いまだにほかの髪形に対する憧れはもっているという。
 
「モテたいですよ!(笑)モテるだけなら、いいでしょ。髪形変えたら、本気モードに入ったとでも思ってください(笑)」(蛍原さん)
 
芸人のキャスティングに携わっている現役放送作家は、芸人の おかっぱ についてこう解説する。
 
「背が高い、低い、太っている痩せている、ハゲているなど、外見に特徴を持っている人は、キャスティングされやすいんです。おかっぱもその特徴の一つです。また、おかっぱ頭には威圧感がなく、丸みを帯びていてかわいらしい。子どもから大人まで、誰からも嫌われない髪形ですが、じつはそれが大切です。テレビ業界では 好かれるタレントはすぐ飽きられるが、嫌われないタレントは長きにわたって活躍できる と言われることもあります」

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