2018/07/03 11:00

日本代表・長谷部誠のリーダー物語、その素質は中学生時代からあった

長谷部誠
長谷部誠

「浦和レッズで新人だったころの長谷部選手は、今よりも髪が長くて、少しチャラいイメージもありましたね」

 そう話すのは、長年ワールドカップを現地取材するサッカーライターの元川悦子さん。不動のキャプテンとして活躍する長谷部誠だが、そのころの印象は今とは違っていた。

「ユース代表候補に選ばれたときに話しかけても、少しツンケンしていたような記憶があります。決して悪い印象ではないけど、今のようなハキハキ大きな声でしゃべるような感じではなかった」(元川さん)

 彼が変わるきっかけだったのが、'10年のワールドカップ。岡田武史監督にキャプテンを任されたときだ。

「長谷部選手はそのとき26歳。上の世代にはうるさ型もいて“ハセはおもしろいことを言わない”“まじめすぎるやつだ”みたいなことも言っていましたし。そんな中でキャプテンをやらなくてはいけなかった」(元川さん)

 だが、彼は完璧に対応してこの逆境を乗り切った。

“僕はただキャプテンマークを巻いているだけで、本当のキャプテンは……、チームを統括しているのは……”とメディアで話したりして、上の世代を立てたんです。

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