2017/09/03 09:52

コメディからラブロマンスまで 映画で確立された新時代のゾンビ像

もはやゾンビ映画の枠はホラーには留まらない
もはやゾンビ映画の枠はホラーには留まらない

1968年公開の映画『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』(ジョージ・A・ロメロ監督)が大ヒットして、その存在が知られた「ゾンビ」。その後、マイケル・ジャクソンの『スリラー』のPVに”起用”され、世界的なブームとなったゾンビは、90年代に入ってブームが一段落します。

しかしTVゲーム『バイオハザード』によって再び息を吹き返し、2002年に大きな転換期を迎えます。ミラ・ジョボビッチ主演のハリウッド映画版『バイオハザード』の公開、そしてゾンビの概念そのものを更新した画期的なイギリス映画『28日後…』が公開されたのです。

映画版『バイオハザード』は、ハリウッド映画としては低予算といえる33億円で制作されたものの、興行収入が100億円を超える大ヒットを記録。ミラ自身がゲーム版のファンだったことから出演を決めたように、ゲームによってゾンビ好きの裾野が広がり、ゾンビはビジネスになると証明したのです。
 
一方、『トレイン・スポッティング』などで知られるダニー・ボイルが監督した『28日後…』は、「ゾンビはふらふら歩くもの」という常識を覆し、全速力で獲物を追いかける新たなゾンビ像を作り上げました。ボイル自身は「ウィルスによって凶暴化する人々を描いたパニック映画を作ったつもりだった」と発言していますが、理性を失くして人々を襲う感染者たちの恐ろしさに、観客の誰もが新しい時代のゾンビの誕生を見たわけです。

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