2018/09/27 10:18

『きみの鳥はうたえる』三宅唱監督 「『もう2度とない瞬間』をちゃんと映したかった」

『Quick Japan』vol.139(太田出版)
『Quick Japan』vol.139(太田出版)
主人公の「僕」(柄本祐)と友人の静雄(染谷将太)、そしてふたりと関係を持つ佐知子(石橋静河)の3人のひと夏の青春を描き出す映画『きみの鳥はうたえる』が、現在公開されている。同作は、佐藤泰志が1982年に発表した小説を映画化したものだが、札幌出身の映画監督・三宅唱は、今作で何を表現したかったのか? 2018年8月21日発売の『クイック・ジャパン』vol.139で、三宅はこう語っている。

「生活というか、登場人物の日々の『営み』を撮りたいと思ったんですよね。原作を読んだときに生活にまつわるいろんなことが書かれていて。たとえば、野菜を食べるとか、夜寝る前に本を読むとか、恋するとか、友達と遊ぶとか……佐藤(泰志)さんは自分が生きていた時代をまるごと記録しようとしたのでは、って思ったんです」

中学時代に映画づくりに興味を持って、高校時代にはミニシアターに映画をよく観に行く映画少年になり、一橋大学時代は映画漬けの青春時代を送ったという三宅。今作は、いわゆる一般的な青春映画とは一線を画するもののようだ。

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