2019/02/16 11:45

完璧主義者だった伊丹十三監督 撮影現場で貫かれた尋常ならざるこだわり伝説

『ケトル VOL.47』(伊丹十三特集号 太田出版)
『ケトル VOL.47』(伊丹十三特集号 太田出版)
先日、映画関係者の間で話題となったのが、2月第1週の週末の映画興行ランキング。1位の『七つの会議』以下、『マスカレード・ホテル』『雪の華』『十二人の死にたい子どもたち』というランキングでしたが、実写の日本映画が上位4位までを独占するのは5年ぶりのことでした。

こういった結果からも分かるように、日本映画は海外作品に押されがちで、ヒット作もアニメ作品ばかりですが、昭和から平成にかけ、実写のヒット作を量産したのが伊丹十三監督です。『お葬式』や『タンポポ』『マルサの女』など、話題作を連発した伊丹監督ですが、一方では完璧主義者としても知られています。

自身が納得いくまで撮影を繰り返すほか、普通の監督なら多くて4回程度で終わる編集も尋常ならざる細かい作業を繰り返しました。その徹底ぶりは、自身のみならずスタッフにまでおよび、例えば『お葬式』の撮影時には、メイクの担当者に死相の研究を依頼。実際の葬儀にも参加させてリアリティを追求させました。また、ロケハンにも膨大な時間を費やし、一度決めた場所も後になって覆すことがあったようです。

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