2019/03/08 10:42

ヒット作を連発した伊丹十三さん 映画監督になったのは“必然”だった

『ケトル VOL.47』(伊丹十三特集号 太田出版)
『ケトル VOL.47』(伊丹十三特集号 太田出版)
生涯でわずか10本しか映画を発表していないにも関わらず、その名声は今も鳴り響いている伊丹十三監督。映画ファン以外にはあまり知られていないかもしれませんが、彼の父親の伊丹万作さんも映画監督でした。

「帽子ですか? 被りますね。僕の場合はソフトです。監督するときは大体ソフトを被ってる。僕の親父が映画監督で、監督するときいつもソフトを被ってたもんでね、その真似をしてるわけです」

クォータリーマガジン『パパス』への寄稿で、普段被っているトレードマークともいえる帽子のことをそんなふうに説明した伊丹さん。もしかしたら、彼にとって映画を撮るという行為は、幼い頃に亡くした父との対話だったのかもしれません。そう考えると、俳優、テレビマン、商業デザイナー、イラストレーター、CM作家、エッセイストなど様々な顔を持っていた伊丹さんが、最後に辿り着いたのが映画監督だったのは、偶然ではなく必然だったと考えることができます。

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