2017/06/16 07:30

<芸人依存の弊害>お笑い番組はなぜ笑えないのか?

高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事]

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見ている人に「笑ってもらうことだけ目的につくられている番組」が、今のテレビには皆無である。まったくない、ゼロである。

情報や感動など全くいらないし、とにかく笑いたいので探してテレビを見る。そんな視聴者が「ああ笑えた」と思う番組に出会うことはおよそない。

「笑点」という番組はそうではないか、という意見が出るだろう。でもこの頃の「笑点」は、もはや様式美を味わう古典芸能になった。大抵は1回も笑わないで30分が終わる。

松本人志の「IPPONグランプリ」はわかりづらい「笑点」だし、昔、大笑いしたほっしゃん(星田英利)の話が飛びだした「すべらない話」の方は、今や、民話を聞いているようだ。時間がもったいないので、音声生かしの倍速で見て丁度いい。

【参考】「アメトーーク」で白々しいボケが見抜かれた芸人は生き残れない

年に1回のお楽しみ「笑ってはいけない」は、ここ数年ジミー大西しか面白くないので、ジミーが登場したら呼んで貰うことにしているが、残念なことにジミーの使い方を間違っていたりする。

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