2017/09/11 07:30

<このままでは共倒れ?>「27時間テレビ」タレントの白々しさ

高橋維新[弁護士/コラムニスト]

* * *

2017年の「フジテレビ27時間テレビ」である。

今年は放送枠を9月に移し、全編収録にするという大変革をやってのけた。そのせいからか、放送前から毀誉褒貶は激しかったが、筆者は生放送をやめたことは素直に評価していた。「27時間テレビ」がおもしろくなかった最大の原因は、生放送だったことにあると考えていたからである。

では、今年はどうだったかといえば、生放送をやめたことの利点が十分に活かされていなかった、というのが素直な感想である。

「ホンマでっか!?TV」と「お笑い向上委員会」の枠は、笑いに特化したコンテンツであり、生でもおもしろい明石家さんまがMCとしてしっかり控えていたため、安心して見ていられた。充分に笑えたので、この2枠に文句はない。欲を言えば、毎年恒例の「さんま・中居の今夜も眠れない」を今年もやって欲しかったとは思う。

特に「向上委員会」は、まだ生放送だった去年と同じく太田とホリケンという関東暴走芸人の飛車角を揃えていたために、収録という利点が存分に生きていた。あの番組は、簡単に言えば芸人のギャグ合戦であるため、玉石混淆が甚だしい。そのため、生放送だと笑いの密度が極限まで下がるのだが、収録だった結果、できる限り「石」(それも、スベリ笑いにもならないようなどうしようもない「石」)が排除できていたように思う。

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