2018/01/11 07:30

<視聴率歴代ワースト2位>NHK大河ドラマ「西郷どん」の残念なスタート

高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事]

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1月7日にスタートしたNHK大河ドラマ「西郷どん」。原作は林真理子、脚本は中園ミホ。売れっ子コンビである。筆者は原作が未読であることをお断りしておく。

ドラマ冒頭。時は1898年(明治31年)12月18日。場面は大日本帝国憲法発布によって汚名を雪がれた上野公園に建立された西郷隆盛像(高村光雲・作。傍らの犬「ツン」後藤貞行・作)の除幕式。公開に際し、招かれた西郷夫人の糸は「宿んし(うちの主人)はこげんなお人じゃなかったこてえ」「浴衣姿で散歩なんてしなかった」との趣旨の発言をし、周囲の人に咎められたシーンからである。

この夫人のエピソードは史実とされるが、脚本は「なぜこう言ったのかは分からない」と言う意味のナレーションでまとめられている。

当然、「なぜこう言ったのかは分からない」ことを言いたくて脚本に採用したのではないだろう。これは視聴者への謎かけ、大きなフリである。今後ドラマが展開していく中で、「西郷はやはり上野の銅像が彷彿とさせる人物だった」あるいは「夫人の言うとおりだった」ことを感じさせてくれる展開になるのであろう。

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