2017/05/16 23:00

親権を持たないのは“悪い母親”か? 葉月里緒奈「奔放愛」、小日向しえ「浮気疑惑」、そして中山美穂

1995年には真田広之(56)と不倫、1996年にはイチロー(46)との熱愛発覚で世間を騒がせた女優の葉月里緒奈(41)。うるんだ大きな瞳と華奢ボディが印象的な葉月は、世間やメディアから魔性の女と呼ばれ、その一挙一動が注目の的となったものだった。しかし2004年に再婚した(一度目の結婚はハワイ在住の寿司職人、即離婚)不動産会社勤務の一般男性との間に長女をもうけて以来、テレビドラマはおろか、映画やCMからもひっそりと姿を消していた。筆者は2017年2月に彼女が久々に女優仕事をしたという記事を書いたばかりである。

その葉月が、実は2年前に離婚していたことを5月16日発売の「女性自身」(光文社)がスクープした。記事によると葉月は2015年に都内・高級住宅街に建つ地下1階・地上3階の豪邸を出ており、現在その家には別れた夫と現在12歳になる娘が住んでいるのだという。芸能関係者の話によると、葉月がこの事実を公表しなかったのは娘に迷惑がかかることを考慮したためだそう。離婚当時、娘は10歳。これから思春期に突入していくという年齢であるからして、葉月が「騒がれたくない」と考えるのはごく当然のことだろう。

さらに同誌は、葉月にはすでに新しい恋人がいると続けている。葉月の知人のコメントによると、新恋人はジュエリー会社の社長を務めるA氏(47)。芸能人とのコラボジュエリーなども手掛けるA氏の商売は順調なようで年商は5億。港区の高層マンションに住むA氏のもとを訪れる葉月の姿が約1年前から目撃されるようになったという。A氏は葉月との交際について否定はしていないようなのだが……同誌には「ふたりが今もつきあっているかはわかりません」とのA氏知人のコメントもあり、現在も交際が続いているかどうかは不明のようだ。葉月の所属事務所は「離婚したのは事実です」と離婚を認めているが、葉月自身はいまのところ特にコメントなどは出していない。

今年2月にはドラマ、3月には10年ぶりにバラエティ番組に出演と着々と芸能界復帰をはじめた様子の葉月。離婚成立が2年前であることを考えると遅いように思えるが、今後はもっと精力的にドラマや映画に取り組んでいくのではないかと考えられる。だが、ここで筆者がどうしても気になるのは「週刊女性」の記事の中にあるキャッチコピーだ。「夫と娘を残して…離婚&奔放愛の魔性選択」とあるのだが……。不倫ではないようだ、と記事中で否定しているにもかかわらず、「夫と娘を捨てて新しい男に走った」かのような一文に違和感が募る。いやいやいや、これって奔放か? 葉月が離婚してもう2年であるというのなら、新しい交際相手のひとりやふたりいてもなんら不思議はないのではないだろうか。

ここに離婚した夫婦がいたとする。妻が子供を手元で育て、夫は家を出て一人暮らし。やがて、夫には新しい彼女ができた。このシチュエーションで男性に対して<奔放愛>と煽ることを、決して週刊誌、いや世の中はしないだろう。「悪い男が妻と子供を捨てて新しい女に走った」という見方にならないはずだ。

女性には母性があるから母性優先、子供が大きくなるまで恋愛(ときには仕事でさえ)は封印して当たり前という論調は未だにあまりに多い。さらに言うと、小日向しえ、中山美穂、雨宮塔子……最近離婚した女性芸能人の例を見ると、離婚後に子供と一緒に住まないと途端に<悪女>のレッテルを貼られてしまう傾向にある。父親と母親。どっちも親なのだ。どちらが子供と住んでもよくはないだろうか? ココリコ田中直樹と小日向の離婚報道の際もそうだったが、親権が父親にあるというだけでなんの根拠もなく女性側の不倫が疑われるなんてまったくもってナンセンスだと思う。

さらに言うと同誌は「女優業をセーブして主婦業を頑張っていたのに、いまさらなぜ?」と葉月に言いたそうな様子であるが、葉月の娘は12歳だ。むしろ出産直後から約10年間は葉月が「女優業セーブで主婦業を頑張っていた」のであれば、そこから子供が成人するまでの10年間、父親に養育を任せたとしてもあまりおかしいとは思えないのだが。子育ては赤ちゃん時代が一番大変だ。とにかく手がかかる。大げさではなくまさに「死んでしまわないよう」常に見守っておかなければならないのだから。その期間を母親がメインで必死で育てあげたのだとしたら、手がかからなくなった時期から父親とメイン役を交替をするのはアリだろう。親権が父親にある際に、ごく当たり前のように出てくる母親叩きの論調にはまったくもって違和感しかない。また、「母親ならば、父親側が親権を主張しても、我が子を手放さないよう必死で対抗すべき」だと考えられている節もあるだろう。まったく合理的でない。裁判に持ち込むことなくすんなり元夫側に親権がわたった(ように見えている)田中・小日向のケースでも、同様の母性観から小日向が責められる傾向にあった。

さて最後にもうひとつ。芸能界への本格復帰を考えているのなら、葉月はこれまでのように数年に1本の2時間ドラマ出演、というペースではなく連続ドラマなどにも出演していくことになるだろう。20年前と比べて随分下がってしまった知名度、そして女優価値を再び積み上げていく必要がある。かつては若さと美貌、スキャンダルによって注目を集めヘアヌードまで発表したものだが、41歳になった現在の彼女に同じものを求めるのはおかしいし、かつて同様のやり方で輝こうとしても痛々しい。そのうえで筆者が気になるのはあまりに痩せ過ぎていることだ。2月のドラマ放送時にもネット上には「痩せすぎて顔が怖い」とのコメントが圧倒的であったし、筆者も正直、顔を見てその変わりように驚いた。演技派俳優が揃う芸能事務所に所属しており、女優として本格的な仕事再開も難しくはないかもしれないが、あまりに痩せすぎていると、やはり役柄が限定されてしまうだろう。できればテレビ画面にうつる彼女には、年齢を重ねて深みを増しつつも、男女問わずクラクラさせるあの魔性のオーラを放っていてほしい。たとえば同じ女優の加賀まりこ(73)のように、いくつになっても小悪魔ムードを醸し出す女優でいることは可能だ。復帰するからには、息の長い活躍を期待している。

(エリザベス松本)

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