2017/06/21 00:00

中居正広のジャニーズ事務所残留はなんのため? SMAP元メンバーも事務所を出たら干されてしまうのか



 元SMAPメンバーの今後について「6月になんらかの動きがある」との噂は随分前からマスコミ界隈で囁かれていた。そしてその噂通り、先週あたりから各週刊誌やスポーツ紙は「9月の契約更新を前に元SMAPメンバーらが意思表示」と一斉に書き始めたのである。

 現在までに報道されている内容を大まかにまとめると、稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(42)、香取慎吾(40)は9月にジャニーズ事務所を退所することが確定。契約更新をしない旨を6月前半にすでに申告済みだという。ジャニー喜多川社長もこれを認め、コメントを発表した。解散騒動でヒール役となってしまった木村拓哉(44)はジャニーズ事務所に残留し契約を更新するであろうことは間違いないようだ。問題はリーダーの中居正広(44)の去就であろう。昨年の解散騒動ではグループの独立・新事務所への移籍の牽引役となっていると言われていた中居だが、ここに来てどうやら事務所に残ることが濃厚になってきたと言われている。この中居の選択に対してネット上では「裏切者」「コロコロ変わりすぎ」などの非難も一部あるが……。

 6月20日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)は芸能プロ関係者の話として「ジャニーズ事務所は中居に対して6月末の(回答)デッドラインを撤回。9月までに答えを出せばいいと期限を延ばしている」とのコメントを掲載。事務所サイドは中居をなんとしても手放したくはなく、そのため彼だけに特例を与えたということだろうか。実際、解散後の中居の芸能活動はすこぶる順調である。現在は『金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)などレギュラー番組5本を抱えており、1月末からはキリン<氷結>のCMにも出演、イメージキャラクターを務めている。こちらのCMは好評で、当初は1~3月のスポット契約だったものが9月まで契約延長となったそうだ。ジャニーズ事務所としては、SMAP解散後も変わらず稼ぎ頭である中居を余所に取られるのはたしかに口惜しい限りであろう。

 では進退をはっきりしない中居について、ほかのメンバーはどう思っているのか? 6月20日発売の「女性自身」(光文社)は、香取が中居に「中居君は事務所に残ったほうがいいよ」と告げたとの記事を掲載している。レギュラー番組の多い中居の周囲には同じ番組に関わるたくさんのスタッフがいる。中居が独立することで仕事に影響が出る人もいるかもしれない、と考えた香取が中居に上記のようなアドバイスをしたというのだが……これが事実だとしたら、香取は、事務所退所後にジャニーズ事務所からなんらかの圧力をかけられ芸能活動継続に支障がでることを懸念していると言えるだろう。中居は最終的には香取のこの言葉に背中を押されて事務所残留を決めたのではないかというのが同誌の推測だ。

 一方、6月15日発売の「女性セブン」(小学館)も「中居が事務所に残留となったとしてもほかのメンバーは決して彼を裏切り者扱いにはしない」とのスポーツ紙関係者のコメントを掲載し、中居と退所予定の3人の間に不和はないとの論調である。同誌では「独立を決めた3人の防波堤になるとの思いもある。(中居が残るのは)事務所への恩義も含め『俺が残るから独立する3人は守りたい』というメッセージ」との芸能関係者のコメントも掲載している。やはり中居も香取もそして他のメンバーも今や悪しき習慣として芸能界だけではなく一般人にまで知れ渡っている<ジャニーズ事務所による事務所脱退者の芸能活動の妨害>という事態を心配していることは間違いないようだ。

 6月19日には、事務所を出る稲垣、草なぎ、香取はSMAPの元マネージャーである飯島氏の事務所に移籍、そこから本格的な中国進出を目指しているとのスポーツ紙の報道もあった。なぜわざわざ中国か? やはり退所後の彼らの芸能活動を妨害されることを阻むため、メインステージを日本ではなく中国に写す、とのもくろみがあると推測できる。むろん、今回の彼らの決断が円満退社であれば妨害されることなどないはずなのだが……。

 古い話になるが今から30年前のこと。当時一斉を風靡したジャニーズ事務所所属のアイドルグループに<シブがき隊>がいた。デビューは1982年、メンバーは本木雅弘(51)、薬丸裕英(51)、布川敏和(51)で瞬く間にビッグアイドルとなった彼らだが、人気絶頂の88年に解散(解隊)している。その後は順次ジャニーズ事務所を退所して他事務所に移籍しているのだが、一時期芸能界で顔を見ることは少なくなったものの、彼らはすぐに各方面で活躍を始めた。もっと遡るならば郷ひろみ(61)だって元はジャニーズ事務所所属のアイドルだったのだ。彼も今も変わることなくテレビの中で活躍しているではないか。彼らが退所時にどのような話し合いを行ったのかはわからないが、ジャニーズ事務所を辞めたからといって全員が全員干されたり潰されてしまうことはないのだ。もちろん、30年前と今とでは、テレビ業界へのジャニーズ事務所の影響力は随分変わった、つまり今の方がよほど大きな権力を持っていることは間違いないだろう。だがその権力を勝ち得たのもSMAPあってのことである。もしもメリー副社長がシブがき隊や郷ひろみ以上に長らく事務所に貢献してきたSMAP元メンバーの今後の人生を祝福できないとしたら……それは老害以外のなにものでもないだろう。

 ただ、6月20日、スポーツ紙系のネットニュースは「稲垣、草なぎ、香取のレギュラー番組は10月期以降も継続する可能性があることが分かった」と配信している。事務所は継続するかを本人たちの意思に委ねており、局も継続に前向きな姿勢であるそうだ。これが本当ならば彼ら3人は円満退社ということになり、仮に中国に進出したとしてもそれは決して<日本の芸能界を去る>わけではなく新たな可能性を模索してということになるだろう。

 いずれにしても彼らのファンにとっては事務所の事情なんてまったく関係ない話である。ファンが願うのはたったひとつ――これからもテレビドラマやバラエティで活躍する元メンバーの姿を応援したい、その思いだけであろう。ジャニーズ事務所の実権はジュリー副社長に移行しつつあるというが、彼女ははたしてこれまでの悪しき習慣を立ちきり新しい事務所の方針を打ち立てることができるのだろうか。期待したい。

(エリザベス松本)

今日の運勢

おひつじ座

全体運

不安から暴走してしまうかも。自分がダメだと思ったら、親しい...もっと見る >