2017/06/27 18:30

欅坂46の握手会襲撃事件「殺そうと思った」 翌日も握手会を決行の判断に疑問

 6月24日、千葉県・幕張メッセで行われた欅坂46の握手会で、刃渡り約12.6センチの果物ナイフを所持していた24歳の男が銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕された。男は平手友梨奈(16)と柿崎芽実(15)のレーンに発煙筒を投げ込み、取り押さえられた。荷物を検査したところナイフが出てきたという。逮捕容疑は、正当な理由なく刃渡り約12.6センチの果物ナイフを所持していたことについてだが、千葉県警は今後、発煙筒に火をつけて握手会を妨害した威力業務妨害容疑も調べていくという。その後の取り調べで男は、ある1人のメンバーの名前をあげて「刺して殺そうと思った」と供述している。

 この事件翌日の25日にも、欅坂46は同所で握手会を決行。しかし平手と柿崎のほか、志田愛佳(18)、長濱ねる(18)、小池美波(18)、土生瑞穂(19)らが欠席をしたと発表された。

 この日の握手会に赴いていない多くの欅坂ファンたちは、グループの運営体制にネット上で疑問を呈している。アイドルが危険にさらされる事態が起こっていながらイベントを中止にせず、彼女らのことを「欠席」と扱っていることについてだ。もしこれを「特定メンバーの参加を中止する」と発表したのなら運営側がメンバーの出席を止めたと感じられるが、「欠席」と表現すると個人的事情で休んでいるようにしか見えない、とあるファンは指摘。「休ませるのが普通。なにが『欠席』か」「『やるかどうかは君が決めて』とか言って、『出来ません』『すみません』と本人から言わせてさらに追い込むのか?」「『中止』と言っちゃうと払い戻しとか起こりそうだから、メンバーの個人的事情に変えて『欠席』にしている」といった意見が上がっている。

 今から3年前、2014年5月25日に、岩手県滝沢市の岩手産業文化センターで開催されたAKB48の握手会で襲撃事件が起こったことはまだ記憶に新しい。この時はメンバーの川栄李奈(22)と入山杏奈(21)、さらに男性スタッフがノコギリで切りつけられ、3人は骨折や裂傷の傷を負い、その日の握手会は途中で中止された。翌日に予定されていた石川県金沢市の握手会イベントも延期、その後1カ月程の間に予定されていたAKB48、SKE48、NMB48、HKT48の握手会や写真撮影会も中止や延期の措置を取られた。事件発生当初は、スタッフから「こんなことに負けちゃダメだ。握手会はすぐに再開しよう」という意見が出ていたが、これに当時AKB48グループ総監督だった高橋みなみ(26)が「状況をわかってるんですか!」と激怒したことでイベントは延期になったという。

 今回の欅坂46の襲撃事件は結果的にメンバーが負傷する前に容疑者が取り押さえられ未然に防ぐことが出来たが、事態の深刻さは2014年のAKB48の事件と何ら変わらない。欅坂46の握手会は警備体制を強化して継続するとされているが、参加者の身の安全を保障することが出来ると踏んでいるのだろうか。また、「欠席」したメンバーのみならず事件に遭遇したメンバーたちの精神的なケアも当然必要なはずで、すみやかな対応が求められる。

 彼女たちとの握手会に臨むファンも、たとえ「中止」されたとてアイドルやレコード会社、運営スタッフに文句を言うのは筋違いだということくらいわかるはずである。しかし欅坂46は7月9日にパシフィコ横浜で予定されている握手会も、当初の予定通り行う。

(ボンゾ)

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