2017/06/27 23:35

「弄ばれた」―おばたのお兄さん、デニス植野、相次ぐ“美女”の告発が大変虚しい

 「私は芸人の○○に弄ばれた」――。この手の告発、筆者は正直もうちょっとお腹いっぱい、食傷気味である。<弄ばれた>女性側が芸人との情事を週刊誌などに持ち込み、赤裸々に告白。証拠の品としてLINEの画面やスマホで撮影したツーショット写真を提出し、いかに男性側がいかにひどい仕打ちをしたかを告発するのだ。今週もまたそんな記事が出た。6月27日発売の「FLASH」(光文社)に、お笑い芸人コンビ“デニス”の植野行雄(34)の二股愛の詳細が掲載されたのである。

 今回告発したのは、<井川遥>似だという都内在住の美女A子さん(36)。A子さんと植野は去年の7月に飲み会で知り合い、何度かふたりで会ううちに男女の仲になったという。A子さんはまだ芸人としては若手の部類である彼の懐事情を気遣って、お金がかからないよう自分のマンションに呼び、手料理を振る舞うデートを続けていたのだが……。交際から半年経った頃から植野の言動がよそよそしくなり、今年の春に見覚えのない番号から携帯に着信が。出てみると女性から「いま隣に彼がいるから代わる」と言われ、電話口に出た植野が「じつは昔からつきあっている彼女がいる。だからもう会われへん」と話し電話を切ったそうだ。

 紙面には、ふたりがまだラブラブだった頃のLINEでの会話や、別れ話を切り出された頃に交わした会話などのスクリーンショットが掲載されている。ラブラブだった頃には「俺もA子ちゃんとなら誰にも交際止められてないけど、サンパウロに駆け落ちしても大丈夫♥」と能天気なメッセージを送っていた植野(いや、本命彼女に交際止められてるだろ)。ほかにも「A子ちゃんを早く抱きしめたい」「A子ちゃんのセクシーバディに昨日も興奮してました」などなど。どうやらなかなか楽しい交際だったようだ。だが本命彼女の指示のもと、別れを切りだしてからのメッセージは当然ながら180度内容も変わっている。「好きだったのはたしか」「彼女がいたこと隠していてごめん」「筋が通っていない終わり方をしようとしてA子ちゃんを悲しませてごめんね」……。

 A子さんは、植野から最初に「定期的に遊んでいた女性がいたけど、今は会っていない」と言われていたそうで、A子さんは植野の友人にも「大事にしてるコだから」と紹介されていたこともあり、おそらく自分は植野の本命の彼女であると信じていたのだろう。傷心の彼女は不眠状態となり精神科へ。適応障害と診断され通院を余儀なくされているという。植野は同誌の直撃取材に対して「本命彼女がいたのに、いないと言ってA子さんと会っていたのは事実です。彼女を傷つけたのは僕が悪い」とコメント。全面的に自らの非を認めているようだがそのあとのセリフはいただけない。「(A子さんのことを)僕なりに大切にしていたつもりなんですが……」。って、二股かけてる段階で決して大切になんてしてないだろう、植野よ。筆者は思わず心でそうつぶやいてしまった。<大切>という言葉の意味をもう一度辞書で調べ直す必要があるだろう。

 さて、植野の間抜けな返答はともかくとして。この手の芸人との情事暴露話はほんとうに近頃、後を断たない。つい最近もフジテレビの人気アナウンサーである山崎夕貴(29)と交際中のお笑い芸人・おばたのお兄さん(29)が、同じように一夜の関係を持った女性からその事実を写真誌に告発されている。こちらもホテルでくつろぐおばたの写真と、ツイッターDMでのスクリーンショットが掲載されている。おばたはこの件について、「二股ではなく浮気」「売れてきて気が大きくなった」として、騒動を謝罪している。

 ほかにもまだまだある。トータルテンボスの大村朋宏(42)がファンと浮気。お笑いトリオ東京03の豊本明長(41)は同棲中の彼女がいながら、女優・濵松恵(34)と浮気。お笑いトリオのパンサー・尾形貴弘(39)や狩野英考、8.6秒バズーカーはまやねん(25)の浮気発覚記事のあとは、「私も」「私も」と次々とセフレやかきたれ女性が名乗りをあげ、生々しい彼らのセックス事情まで赤裸々にネット上に晒され続けたことは記憶に新しい。

 相次ぐ告発。むろん非があるのは浮気や二股をした側にある。つまり芸人側に、だ。だが、芸人や芸能人が生きる世界は遥か昔から「かきたれ」の存在が容認されており、「かきたれ」がいてこそ芸人の証。「女遊びは芸の肥やし」とも言われる。それを糾弾したところで彼らはなんにも変わらないだろうし、そんな業界で生きる彼らに「弄ばれた」と怒るのは、自らが消耗するだけの虚しい行為ではないかと筆者は思う。とくに最近はツイッターやインスタのDMで誰もが簡単に芸人や芸能人と連絡を取れる世の中になってしまった。こんなインスタントな世の中で<女遊びしてなんぼ>だとうそぶくことこそカッコいいと思う脳みそを持つ芸人に、誠意ある交際を求めるのは至難の業のような気がするのである。かきたれや地方妻たちは自分こそが本命になりたいとの思いで必死なのかもしれないが、いやいやいや芸人の嫁っておそらく相当大変だ。自分が本命になるということは、結婚後も旦那の度重なる浮気に心を痛めることとイコールである。少なくともメンタルは最強でなきゃ無理だろう。憧れの人との一度きりの情事を存分に楽しむだけでいいと割り切れるならば、むしろかきたれで終ったほうが精神的には良さそうだなと筆者は思うのである。

(エリザベス松本)

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