2017/09/16 16:00

斉藤由貴の不倫懲罰であらためて驚く、マギー不倫の「完全タブー」ぶり。不倫スクープ後のメディア対応の違いが露骨すぎる!

 女優の斉藤由貴(51)が、木曜にレギュラーパーソナリティを務めていたラジオ番組『オールナイトニッポン MUSIC10』(ニッポン放送)の出演を無期限休止することがわかった。9月13日に開かれた同社の定例会見の中で岩崎正幸社長がこれを発表した。

 むろん、これは8月3日発売の「週刊文春」(文藝春秋)と9月5日・9月12日発売の「FLASH」(光文社)が3度にわたって報じた、斉藤と50代医師とのW不倫の余波を受けてのものだ。「文春」発売当時の斉藤は、記者会見を開き相手の医師について「家族みんながお世話になっている主治医」と説明、不倫を否定していた。ところが今月5日の「FLASH」で斉藤と男性のキス写真、12日の同誌には医師が女物のパンツを被った写真が掲載され、もはや申し開きができなくなった状態だ。

 斉藤は11日にコメントを発表。「お相手の男性に、女優としても、女性としても、頼りすぎてしまいました」と、8月には認めることのなかった不倫を認めた。なにより、パンツ被り写真の載った週刊誌発売日に相手の男性医師がテレビ番組の取材に応じて不倫交際を赤裸々に語ったことが王手になったと思われる。

 不倫のペナルティを課せられた女性芸能人といえば、矢口真里(34)、そしてベッキー(33)がいる。川谷絵音(28)とベッキーがセンテンススプリングされたのは昨年1月であるが、ベッキーはその後複数あったレギュラー番組への出演を取りやめた。仕事復帰したものの、レギュラー番組への復帰はせず、未だに腫れ物扱いだ。斉藤もラジオのレギュラー仕事を実質失った。今年5月に任命された神奈川県の手話普及推進大使についても、同県は対応を検討中だという。ほか、CM契約している社らも事実確認を踏まえた上で対応を検討するとされている。来年1月からスタートするNHK大河ドラマ『西郷どん』への出演は4月に発表されており、こちらは9月15日現在、特に降板の報は聞かれていないが、演技以外の“イメージ”を売る仕事には確実に影響が及んでいる。

 一方で、なんのお咎めもないどころか、週刊誌による不倫スクープにテレビのワイドショーが一切触れなかった女性タレントもいる。タレント・マギー(25)は今年1月に「FRIDAY」(講談社)で、バンドHi‐STANDARDのボーカルギター・横山健との不倫交際疑惑が報じられた。横山は2人の子供がいる妻帯者である。またマギーも昨年9月にORANGE RANGEのメンバーYAMATOとの熱愛が報じられたばかりであり、お互い二股交際だったのではないかという疑惑もあった。が、この二股不倫報道がマギーの仕事に影響を与えた様子はうかがえず、ラジオのレギュラーをはじめ『ヒルナンデス!』『バズリズム』(ともに日本テレビ系)、『わざわざ言うテレビ』(テレビ大阪)等のテレビレギュラーも以前と変わらず継続して出演している。それは別にいいとして、すごいのは、斉藤のように会見もコメントも発表することなく、テレビが一斉に沈黙しスルーしたことだ。マギーの所属事務所はバーニング傘下のレプロエンタテインメント。能年玲奈(現・のん)、清水富美加(現・千眼美子)らも所属していた事務所である。

 今年1月22日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)オープニングで、横山健とマギーの不倫について取り上げようと松本人志が「マギーの話を」と言うと、東野幸治が「マギーの話もめちゃめちゃしたいですけど、それは奥のほうに置かせてもらっていいいですか? マギーの話したら、僕、怒られそうなんで」と露骨な切り返しをしたことも話題になった。他のワイドショーは軒並みスルーだった中、このワンシーンだけが唯一、マギーと横山の不倫に触れるものだったからだ。マギーの不倫ネタがいかにタブーだったかがよくわかる。

 ただ、斉藤やベッキーは不倫騒動で渦中の人となったにもかかわらずマギーは……という見方はそもそも不毛だ。不倫でペナルティが課されなければならないなどという決まりはない。とはいえ、同じことをしていても、とことんバッシングにあう芸能人と何事もなかったかのように活動を継続できる芸能人がいるのは事実で、視聴者から見れば「タブータレント」と芸能事務所、それを取り巻くテレビ局の関係は異様である。所属事務所の顔色を伺って一方では騒ぎ立てたり、他方では黙殺したりと、対応を変えるメディアに、事務所の力学による不公平感をまざまざと見せつけられてしまった。

(鼻咲ゆうみ)

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