2017/09/15 20:00

稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾、事務所に反対されながら最後までフォローした「各マネージャーの断腸の思い」



 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 心の準備はできていたはずなのに「2017年9月8日。稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾、退所」という現実をいまだに受け入れられない私たち。先日、長年SMAPを担当してきた編集者や記者のみんなと集まって慰めあったんだけど、どうしたって「何でなのよ~?」というため息まじりのグチが出ちゃうのよね。「もう今夜はとことん飲んでやる~!」は毎度のことだけど、悪酔いする人が多発しちゃって大変だったわ。

 本人たちは前向きで「新しいスタートだね」とリスタートを喜ぶ発言をしているから少しは安心したけど、記念すべきSMAPのCDデビュー日の9月9日。去年に続き主役のいない西武園ゆうえんちに集結したファンの皆さんの気持ちを思うと、ホントやり切れないわ。

 思い起こせば、西武園ゆうえんちで5人が揃ってイベントを行ったのはCDデビュー20周年の時だったかな。取材陣は、渋谷から用意していただいた大型バスにみんなで乗って、お弁当をいただきながら、仕事なのにまるで遠足のような気分で向かったのよね。1万人のファンを招いて行われたいわゆるファン感謝祭だったんだけど、彼らも「西武園ゆうえんちに来たのは20年ぶりだ!」と大興奮。

 歌やトークで大盛り上がりした後は1万人との大握手会で、カメラマンもにじり寄って撮影していたわ。私たちも微笑ましい気持ちで見守っていたんだけど、そんな時、事務所の人が「あなたたちも握手してきなさいよ。いいから、行っといで!」と言ってくださって。

 取材で何百回も会ってるのに、こんな時はモジモジして固まるだけの不甲斐ない自分にびっくりよ。動けない私たちに気付いたメンバーが「あ~、来てたんだ! どこにいたの?」と声をかけてくださったのに「ハ、ハ、ハイ。来てました」と答えるのが精一杯。気の利かないうっすいリアクションを取ってそのまま逃走するという体たらく。ホント、情けない(照)。

 西武園ゆうえんちとSMAPは『アイドル共和国』や『桜っ子クラブ』(ともにテレビ朝日系)からのお付き合いで、ファンの皆さんにとっては聖地でもあるのよね。アツが初めて西武園ゆうえんちに行ったのは『桜っ子クラブ』関係のテレ朝さんの取材で、その時はSMAPのことはほとんど知らなくて、「元気な可愛い男の子たちがいるなぁ」と思ってただけ。当時はボンキュボンの水着姿の井上晴美さんたちを撮りに行っていて、取材が終わると、局からいただいたチケットを使って乗り物に乗ったり、要するに「西武園ゆうえんちで遊べる楽しい取材」だったのよね。

 もちろんSMAPファンの皆さんもいっぱいいて、収録前後に西武園ゆうえんち内でちゃんと整列して待っていた姿は今でも忘れられないわ。たまにメンバーたちが取材陣と一緒に乗り物に乗って遊んでいる時も絶対に近づかないし、「統率がとれていてお行儀がいいなぁ」と思っていたの。

 後で聞いたら「勝手に近づいてはいけない」ルールみたいなものがあったらしくて、みんな自制心が強くて感心しちゃったわよ。都内からも少し遠い西武園ゆうえんちにまで、まだまだ売れていなかった彼らにいち早く目をつけて、いつも応援に行っていたんだものね。 その先見の明、すごいわぁ!

 今年の9月9日は退所したリスタート1日目で、ファンの皆さんにとっても、もちろん3人にとっても大事な大事な日。西武園ゆうえんちで自発的なファンの集いが行われている中、慎吾くんは生放送の『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)の準備に入っていたのよね。

 生放送前、慎吾くんはテレ朝前に集まったファンのみんなの前に現れて急遽コメントを出したけど、この機転の利かせ方は「さすが!」としか言いようがないわ。テレ朝内では「今日からマネージャーさんもついてこないから、出来る限りのフォローをしないと」と、慎吾くんが不安にならないような万全な配慮をしていたの。

 いくら通い慣れた場所とはいえ、今までマネージャーさんなしで、たったひとりで仕事場に行くなんて、慎吾くんもツヨポンも吾郎ちゃんも、3人ともしたことがないしね。そりゃ大人だから何でも自分でできるけど、長年の習慣が変わるって、きっと想像以上のものがあると思うのよ。マネージャーさんたちは、みんな各現場のスタッフに「今までありがとうございました。次回からは僕たちは来られませんが、引き続きどうぞ宜しくお願いします」と深く頭を下げて挨拶して回ったんですって。特に慎吾くんのマネージャーさんは、事務所に反対されながらも、各所に万全の心配りをして行ったみたいでね。マネージャーさんたちの気持ちを考えると泣けてくるわ。

 『スマステ』は終了が決定しているけれど、スマステスタッフも「最後まで全力でサポートします」って答えたんですって。今まで当たり前のようにテレ朝内で見ていた『スマステ』を、マネージャーさんはどこでどんな思いで見ていたのかしら? きっと心配してたよね。無事に放送が終わってホッとしたかな? 慎吾くんもついてきて欲しいのは山々だけど、責任感が強いから、マネージャーさんたちに「まだ先が不透明だから、一緒においでよとは言えない」という思いで、最後の言葉を飲んだみたいでね。そんなことを考えながら見ていたから、生放送中、勝手にずっとハラハラしていたわ。

 ホント、何でこんなことになっちゃったんだろうね? 今さらなんだけど、「どうしてSMAPが解散しなくちゃいけなかったのか」「3人が退所しなければいけなくなったのか」が、よくわからないのよね。だってメンバーは誰も悪くないんだもん。何度考えてもやっぱり思っちゃう。こんな終わり方って、ねぇアリなの? 誰も得してないんじゃないの?(涙)

 ここからは、しばし昔話にて失礼します。慎吾くん初の主演ドラマは1996年の『透明人間』(日本テレビ系)。なーんと裸で街を走るというシーンがあって、「初主演ドラマなのに衣装が前貼りって」と笑いながら言っていたのが忘れられないわ。まだ体が細くて、キュートなお尻も全面的に大サービスで見せてたけど、今ならSNSに載せられないような危ないシーンもいっぱいだったし、コンプライアンス的に「絶対ダメ!」になりそうなものもあったしね。ロケバスからそっと降りて、早朝の街を前貼り1枚で疾走する慎吾くんを想像してみてよ、笑っちゃうでしょ?

 でも若かったからいつも元気いっぱいで、よく即興ラップを口ずさんでいて、日テレいわく「当時の日テレの宣伝文句『それって、日テレ。』は、慎吾くんのラップがヒントになって出来上がったキャッチフレーズだった」んですって。人を楽しませるのが大好きな“人にやさしい”男なのよね。

 ただ、お寝坊さんなのはこの頃から有名で、朝起こすのも一苦労。ドラマの収録合間は必ず寝ていて、スタッフ総がかりで、慎吾くんが寝ているロケバスを揺らすんだけど、上下左右、どんなに揺らしても決して起きないの。「あの殺人的なハードスケジュールじゃ仕方ないね。よっぽど疲れてるんだろうな。ごめんね」と言いながらスタッフが起こしていて、誰もが大変なのに“いい関係性”ができていたのが思い出されるわ。

 今もそうだけど、本当に「愛され慎吾」の名を欲しいままにしていたもの。インタビューでは、エンジンがかかって滑らかな口調になるまで、少し時間を要する時もあるけど、いつも真摯な対応で、クスッと笑わせてくれて。人一倍、デリケートだからこそ毎回、温かい人柄が伝わってきて、帰り道はホッコリ気分になるのが常だったわ。

 そんな慎吾くんと「最高の戦友で最愛の親友ツヨポン」も同じように、もうマネージャーさんなしの生活に突入。彼も周りを思いやる人だからこれからも大丈夫だと思うけど、初のドラマ主演はみんなからちょっと遅れた1997年の『いいひと。』(フジテレビ系)だったわね。

 タイトル通りのキャスティングでつい笑っちゃったんだけど、「最初で最後! 生涯1度の主演だから」を合言葉のようにして言っていて、その時は私たちも「またまた~、そんなことあるわけないでしょ。次のオファーも続々とくるよ~」なんて言いつつも、失礼ながら半分は「うん、たった1度の主演かもしれないから、気合い入れて取材しよう」なんて思っていたの。本当にごめんなさい、ツヨポン。今ではメンバーはもとより、誰もがその存在を「名優・草彅剛」と認めるけど、最初は海のものとも山のものともわからなかったから、アツたちも「一体全体どーなるんだろ? 剛くん、大丈夫かな?」って正直、心配していたの。

 でもね、当時の忘れられないエピソードがあるのよ。『いいひと。』の会見はウェスティンホテル東京で行われたんだけど、ちょうど同じ日に木村拓哉さんのドラマ『ギフト』(フジテレビ系)の会見もあって、取材陣は両方の会見に自然と流れ込むという段取りになっていたのね。

 飛ぶ鳥を落とす勢いの木村さんの会見だから、そりゃあ、信じられないぐらいわんさか人が集まったわ。ツヨポンの会見は拓哉人気に乗っかったなんて見方をする人も多い中、『いいひと。』の会見に「木村拓哉が参入してくる!」という噂が飛び出して、みんな今か今かと待ち構えていたの。でも結論から言うと、木村さんはツヨポンの会見には来なかったの。

 後で聞いたら、確かに乱入する話は出ていたんだけど「剛のドラマなのに、俺が行っちゃうと話がズレちゃうというかなんつうか、邪魔になると思ったから」という理由で断念したんですって。どうしたって木村拓哉のネームバリューが悪目立ちしちゃうものね。その代わり、偶然にもアツは遭遇してしまったんだけど、ウェスティンホテルの廊下を緊張しながら歩く会見前の剛くんの元に、木村さんが飛んでいって、ガッチリ握手&ハグをしていたの。

 ものの5秒ぐらいだったと思うけど、頬を染めて照れまくる剛くんに、熱い厚い何よりのエールを送った木村さん。突然だったし、あまりのことに両ドラマのスタッフも呆気に取られて感激の面持ちで見ていたもの。もう絶対に忘れられない神々しい光景だったわ。あのW会見の裏側で、人知れずこんな友情秘話があったのよね。

 蓋を開けたら主題歌の「セロリ」も後世に残る名曲となり、皆さんご存知のように『いいひと。』の演技も評判が良くて、ツヨポンは俳優への道を歩き始めたんだけど、本人は「本当に自信もなかったし、不安だらけだった。だからとにかく精一杯やるだけだった」と言ってたわ。いつどこであんな演技力を身につけたのかしら?

 インタビューで昔の話を振り返ってもらう時は「えーっ、そんなことあったっけ?」「こんな所、行ったっけ?」「全然覚えてないや。ごめん」の繰り返しで、写真を見せても思い出さないことが多々。「もうその時、その時が精一杯で、目の前のことに全力投球してたから、終わった後は燃え尽きちゃうんだよね。だからって忘れちゃうのもどうかと思うけど、自分でもびっくりするぐらい綺麗に覚えてないや!」と言って大笑いするツヨポン。天然で癒し系で、憎めない本物のいいひとキャラなのよね~。

 さてさて、最後に控えしは「クールに見えて一番おしゃべり好き」な吾郎ちゃん。お姉ちゃんがいるせいか、女子力も高いし、吾郎ちゃんとはガールズトークができちゃうんだから笑えるでしょ?

 忙しい毎日だったけど、時間がある時は2時間ぐらい独演会のようにおしゃべりしてくれて、いつまでも尽きない絶好調ガールズトークに、聞いてるスタッフが呆れ返ることもしばしば。

 あ、余談だけど、木村さんもインタビューではたくさん話してくださって、私たちの中ではドラマに引っ掛けて「木村拓哉のロングトーク」とか「木村拓哉の眠れない森」とか言い合ってたわ。難しい顔をして現場に入ってくるんだけど、話し出すと止まらない木村拓哉インタビューは、話題の的だったのよ。

 ……って、話を吾郎ちゃんに戻すと、とにかく話題が豊富で「全部が見出しになるような秀逸なコメントばかり」を多発してくれる貴重な存在で、「困った時の吾郎頼み」だったのよね。たくさんの美しい言葉を並べてくれてね。でも、いつも本音で話してくれて「どんだけボキャブラリー豊富なのよ」って感謝しかなかったわ。

 まぁね、ツンデレで、時にはご機嫌ナナメな時もあって、その時はどんよりムードが漂っていたけど、そんなまっさらな姿を出してくれるアイドルって、あんまりいないのよ。だから逆に面白くて、調子に乗って「今日は何で機嫌が悪いの?」なんて聞いて怒られちゃったりね。だけど常にガールズトークができるジェントルマン吾郎ちゃんは、私たちの誇りだったわ。木村一家や実家のご両親と行ったゴルフ話や、甥っ子ちゃん&姪っ子ちゃんとの嬉し恥ずかしエピソードなどなど、思い出がありすぎて困っちゃう。吾郎ちゃん、大好きよ!

 もちろん、リーダー・中居正広さんとの思い出話もいっぱいよ。今じゃ考えられないけど、まだ森且行くんがいた頃、2人で床に寝そべってゴロゴロゴロゴロしながら「誰か~、起こして~」って言うからとりあえず起こして。しばらくするとまたゴロゴロしだして「誰か~、助けて~」って。子供かいっ! って何度も突っ込んだり。それがいつしかリーダーとして立派になって、インタビューでもうまく話をまとめてくれて、大いに沸かせた後はお決まりの「全部、嘘だけどね~」で終わらせたりね。

 SMAPほど偉大なアイドルは、もう本当に出てこないんじゃないかと思うわ。どんなに売れっ子になっても5人とも態度は何ひとつ変わらず、いつでもどこでも真剣にインタビューに答えてくれたあの長い長い年月。本当に本当にありがとうございました。絶対に忘れないし、忘れられないわ。

 いつもファンの皆さんへの感謝を「言葉にすると嘘くさくなるからイヤなんだけど」と言いつつも、恥ずかしそうに口にしてね。ファンの人たちにはずっと届いていたと思うけど、「SMAPは永遠というより、永久に不滅」だから、まぁいっか。決してバイバイじゃないからね!

 勝手な思い出話ばかりで恐縮ですが、ジャニーズ事務所では現在、いろいろあるようで……。関係者によると「みんなすごく悩んでるよ。I女史チームにいたマネージャーたちはもちろんだけど、その他のスタッフも模索中だよ。これからのことを考えると不安しかないから」とこぼしていたわ。

 後輩タレントたちも「SMAPが解散、退所なんてことがあり得るんだってみんな動揺してた。特に今後CDデビューがなくなったジャニーズJr.は1番ザワザワしてる。混乱してる子も多い」とのこと。SMAPを慕っていた後輩たちも「みんな大人だから公には口に出さないけれど、明日は我が身って思いもある。でも、何より残念がってるんだよね。自分たちだってどんなに頑張っても、待ち受ける先が解散や退所じゃやりきれないもん」って。そりゃ、そーよね。

 で、こんな時に、I女史と長い付き合いの関係者から連絡があってね「まだ表舞台には立てないけど、お世話になったみんなの前にはそろそろ姿を現すんじゃないかな。スタッフも揃ってきたし、後は発表を待つばかりなんじゃない?」なんて、意味深発言をしてきたの。喜んでいいのか、それともまたぬか喜びに終わるのか? まだちゃんと判明していないからどっちつかずでモヤモヤしちゃうのよね。

 まぁ、吾郎ちゃんもツヨポンも慎吾くんも「気持ち新たに前進してる」らしいから、これからもずっと応援するけど、待ってていいのよね? 答えを聞くまでもなく待ってるけど。だって、いくら解散したってSMAPは永遠だもの。“元”なんてつけたくないし。皆さん、夜空ノムコウの朗報は間近かも!? まもなく朝日を見に行けるかもしれないわ。スマ愛を胸に、これからもずっとずっと応援がんばりましょう!

今日の運勢

おひつじ座

全体運

優柔不断になりやすい今日のあなた。あわせてばかりではチャン...もっと見る >