2017/10/03 17:30

釈由美子「家族のプライバシーに配慮して育児ブログ卒業」で考える、子供が成長してからブログを読まれたら…

 9月30日、釈由美子(39)がオフィシャルブログ『本日も余裕しゃくしゃく』を更新。「突然ではございますが、今月いっぱいで、育児ブログはお休みさせて頂くことに致しました」と、今後育児についてのネタを控えることを発表した。

 去年6月に第1子となる男児を出産した釈由美子。初めての子育てをする中で、ブログは育児の合間に「ほっと一息つける場所」になっていたと綴り、「悩みや喜びを読者の皆様と共有させていただき、たくさんの励ましやアドバイスに『ひとりじゃないんだ。』といつも救われ、支えていただきました。本当に本当に、感謝の気持ちでいっぱいです」とファンに感謝の気持ちを綴った上で、育児に関する内容は今後、更新を控えると宣言。

「息子が大きく成長するにつれ、プライベートなことを公の場で綴ることのリスクも考えなくてはいけないと家族で話し合いました」
「これから先、息子にも自我が芽生え意思を持ったとき、本人がどのように感じるかもっと慎重にならなくてはと常々感じてました。そして、守るべきものの優先順位を考えたとき、これ以上、息子のことをブログで発信し続けるのは難しいという結論に達しました」
「これまでスマホに向かっていた時間やエネルギーをめいいっぱい息子に注ぎ、限られた貴重な育児期間をこころから楽しみたいと思います」

 この判断に、ネット上では「賢明。正直ちょっと見直しました」「子供で稼ぐような親がわんさかいる芸能界だから麻痺しそうなのに、賢明だと思います」「正しい判断だね。早い段階で気づいてよかった」といった反響が相次いでいる。

 コメントにある「子供で稼ぐような親」というのは、つまり本人のタレントとしての人気や知名度はさほど高くないと見られるものの、親になったことで子育てに関する内容のブログを大量にUPしてアクセスを稼ぎ、ブログ広告収入を得る行動(仕事)をさしているのだろう。また、出産し育児に励む時期だということで“ママタレ・パパタレ(イクメン)”として子育て関連のイベントやトークショー、テレビ番組などに出演し、専門家ではない一般親目線で育児の話をする立ち位置のタレントは大勢いる。子供の誕生により、単身時代の仕事の方向性をがらっと変えて育児情報の切り売りをするようになるのだ。

 プライベートで親になったからといって、それをダイレクトに仕事に反映させるのは、芸能人くらいなものである。一方で、彼らの「ナマの声」を聞き参考にする、同年代の子を持つ親たちも少なくなく、釈のブログには「いつも励まされていました、ありがとう」「すごく参考にしていました」等の感謝のコメントが500件近く寄せられている。安易に参考にするのは考えものだが、専門家よりは身近な存在に感じられるのだろう。実際にはかなり遠い存在であるはずだが。

 釈由美子の今回の判断は、彼女の独断ではなく、「家族で話し合い」をしたとある。プライベートを公にすることのリスクといえば、まず自宅住所を特定されたり、いきつけの遊び場に変なファンがやってきたり、子供の本名を割られたりすることが考えられる。世の中には理不尽で想像もつかないような悪意もある。さらに成長に伴い、子供自身がブログの過去記事を目にして「恥ずかしい」「嫌だ、消してほしい」と感じる可能性もある。子供は親の所有物ではなく、子供にもプライバシーがあるのだから当然だ。しかも今はブログ投稿がネットニュース化して拡散されていく時代であり、ブログ本体の投稿記事や写真を消したとしても、別のサーバにUPされた情報をいちいち削除していくことは難しい。そうした先々のことを考えても、釈家がこの段階で停止判断をしたことは賢明だといえるだろう。

 木下優樹菜(29)や辻希美(30)も、頻繁に家族に関するブログ記事がネットニュース化して広まるタイプのタレントだが、彼女たちが、子供たちの成長後の意識や、かかるリスクをどれだけ認識しているかはわからない。最近は、二児の顔写真を加工なしでInstagramに大量掲載している優木まおみ(37)が、心無い人から子どもに対する誹謗中傷コメントが飛んでくると発言して波紋を呼んだ。粘着質な優木アンチがいるようで、いくらブロックしても別の捨てアカウントから中傷コメントが届くそうである。

 悪いのはもちろん中傷コメントを書くユーザーであり、プライベートに土足で踏み込もうとするファンであるが、しかしタレント側も「子供を危険にさらさないため」には無闇にプライベートを公開しないことが大事である。優木まおみに関して言えば、子供が生まれたばかりの時は「子供のプライバシーを重視し、ブログに写真や、名前の公表など、子供の情報を載せることは控えさせてもらうことにしました」とコメントしており、安全面で心配があることは認識しているはずだが、それにもかかわらず、なぜ子供たちの個人情報である顔写真を掲載してしまうのか理解に苦しむ。

 タレントのみならず、一般のブロガーやインスタグラマーも同じリスクを抱えている。可愛い我が子をみんなに見てもらいたい、成長記録になる、育児のモチベーションになる、ブログの閲覧数をアップさせたいなどその目的は色々あるだろうが、すべては親の自己満足でしかなく、子どもの意思とは無関係だ。SNSへの個人情報掲載は慎重にしてもらいたい。

(ボンゾ)

今日の運勢

おひつじ座

全体運

頭の回転がはやいけれど、少々毒舌気味。ツッコミは冗談が通じ...もっと見る >