2017/11/06 13:00

大爆死の『今からあなたを脅迫します』、ディーン・フジオカが過剰すぎて引いてしまう?

 10月29日に放送された武井咲(23)とディーン・フジオカ(36)ダブル主演のドラマ『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)第2話の平均視聴率が、5.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大爆死状態だったことが報じられた。

 このドラマは小説家・藤石波矢による「脅迫屋シリーズ」と称される同名の小説が原作。「脅迫屋」を営む千川完二(ディーン)が、超お人好しでなぜか大金持ちの女子大生・金坂澪(武井)を巻き込み、さまざまな事件を解決する“脅迫エンターテインメント”である。

 ちなみに、武井咲が妊娠中ということで、ちょうどつわりの時期で体調が優れないために撮影現場が混乱をきたし、ディーンが「俺の初めての民放連続ドラマ主演作をどうしてくれるのか」と激怒している……と「週刊文春」(文藝春秋)が記事にしているが、ディーン様はそんなのりP(この辱めをどうしてくれるの)みたいなことは言わないだろう。三児のパパとしての顔も、彼のウリのひとつである。さらに支持者の過半数が女性であることは明らかであるからして、妊婦のつわりに腹を立てるようなケツの穴の小さい男であることを現場スタッフに示したりなどするわけがない。

マルチクリエイター、ディーン様の色に染まる

 さて、ディーン様主演のドラマが大爆死などと報じられては放っておけない。筆者はかつてディーン様に入れ込んでいた一人である。先日も記事にした通り、顔は今も大好きなのである。昨年1月期放送、深田恭子(34)主演の『ダメな私に恋してください』(TBS系)もこっそり全話見た。普段ドラマを見ない生活なのに、である。今回の「#今キョー」(ディーン様はインスタでこんなタグを作った)も、ハードディスクレコーダーが勝手に“おまかせ録画”してくれていた。空気の読める電化製品である。そんなわけで、もちろん今回のディーン様主演のドラマもしっかりとチェックする環境が整った。

 ディーン様がその他大勢の脇役ではなく、主人公の相手役であったり、主人公を務めるドラマや映画には、法則がある。先述の記事にも書いた通り、ディーン様は5カ国語が話せるマルチリンガルを売りにしているだけでなく、映像制作、楽曲制作……なんでも自分でやりたがるマルチプレイヤーでもあるのだ。それだけではない。ディーン様がモデルとして芸能界のキャリアをスタートしたのは知られている話だが、その経緯が「2004年、香港のクラブにおいて飛び入りでラップを披露していたところ、客席にいたファッション雑誌編集者にスカウトされる」(Wikipediaより)というにわかには信じがたいシンデレラストーリーなのだ。そういうわけで、ディーン様は「ラップもできる」ことをウリとしている。

 これで終わりだと思われては困る。「妥協を良しとせず、とことん追求する性格で、趣味は中国武術、キックボクシング、チェス、写真撮影、特技はギター、ドラム、作曲、作詩、スキー、バスケットボールなど多岐にわたる。食べることをとことん楽しみたいという考えから、食にもこだわりや美学がある」(Wikipediaより)と、とにかく何でもかんでもやってみる性分であるうえそれを「とことん追求する」のである。こうしたクリエイター気質のディーン様が関わればドラマや映画はどうなるか……そう、ディーン様の色に染まるのである。

 特にドラマ出演にあたり表出するのは、中国武術と楽曲制作、映像制作、そしてマルチリンガルという側面だ。作中ではなぜかやたらと、対立する側とのアクションシーンが盛り込まれ、ディーン様が中国武術で培った闘いの炎が燃える。『今キョー』第一話でも、反社会勢力「不破組」の構成員に澪が拉致されたときに、体を張ったアクションシーンを確認できた。一発ずつであるがキックとパンチを繰り出し熟達した身のこなしを見せたのだ。

 また、なぜか日本語以外の語学を話すシーンも盛り込まれる。例えば『ダメ恋』第6話では、深キョン扮する主人公ミチコの彼氏が仕事で窮地に陥った時、なぜかディーン様がしゃしゃり出て得意の中国語を駆使して窮地を脱するというトンチキな場面があったのだが、『今キョー』でも、もう単語レベルの英語を使うのはデフォである。しかも脅迫屋のアジトがなぜか横浜中華街にあることから中国語フラグは立っている。今後、絶対に流暢な中国語を話すシーンが出てくるだろう。

 またディーン様の出るドラマはインスタのアカウントも絶対に見逃せない。映像制作の得意なディーン様、『ダメ恋』のときはディーン様指揮のもと、積極的に出演者が登場するムービーやちょっとした歌がアップされていた。「今キョー」でもこれは健在で、もちろんインスタのアカウントはあるうえに、ところどころ投稿にディーン様の影響を感じることができる。たとえばこの投稿ではなぜか『脅迫屋』の仲間であり天才ハッカー「栃乙女」役のぱるるが中国語をしゃべっているのが確認できる。

 そして今回の『今キョー』ではなんとディーン様が自作の主題歌を歌っているのである。「Let it snow」は“日本の冬をイメージした”という楽曲で、制作に2カ月もかかったという超大作。だが、歌については過去の記事でも触れた通り「やめておいたほうがよい」レベルであり、そうした認識がすでに日本中に広まっている雰囲気も感じられなくはない。それなのにまた主題歌を歌ってしまった……。毎週、ドラマ放送の度にディーン様の微妙な歌声を聴くのは、ファンでなければ厳しいかもしれない。ファンでも若干厳しい。

 とはいえ、この“脅迫屋”千川の役どころは、ディーン様でなければダメだということもドラマを見て理解できた。タイトルでもあり決め台詞である「今からあなたを脅迫します」を、ディーン様が毎話、わざわざ言うシーンが盛り込まれている。このこっぱずかしい役を他の俳優が演じるところは想像がつかない。ウインクがサマになるのもディーン様ならではだ。こうした現実離れした役どころに大真面目に取り組むディーン様をまた一周回って好きになりそうだ。

 しかしこんなにもディーン様が全方位大活躍している作品にもかかわらず、視聴率が大爆死ということは……筆者は大満足だが、ディーンファン以外には引かれていると見たほうがいいのだろうか。この「ディーン色」、少し薄めたほうが良いのかもしれない。体調不良の武井の出番を削るとなると、いっそうディーン様の登場シーンを増やす方向にいきそうだが……。

(ディーン様ウォッチャー京子)

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