2017/11/16 17:55

嵐・二宮和也、松本潤の主演映画がEXILE TRIBE『HiGH&LOW』に惨敗した理由

 興行通信社の全国週末興行成績が11月13日に発表され、『HiGH&LOW THE MOVIE 3 FINAL MISSION』(以下、『FINAL MISSION』)が初登場1位を獲得した。

 11月11日に全国317館で公開された同映画は、土日の2日間で23万7,212人を動員。興行収入は3億382万9,900円を記録している。この記録は前作『HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY』を下回る数字で、興収比は86.4%。長編映画の最終作ということを考えると、やや心もとない数字かもしれない。それでも最近放映された男性歌手が主演を務めた国内映画と比べると十分“大ヒット”と言える。

 10月7日に公開された松本潤(34)主演の『ナラタージュ』は、動員15万3,000人で興収2億1,600万円(オープニング2日間/以下同)。11月3日に公開された二宮和也(34)主演の『ラストレシピ 麒麟の舌の記憶』は、動員10万7,000人、興収1億3,800万円。

 『FINAL MISSION』はAKIRA(36)やTAKAHIRO(32)らが登壇した「初日舞台挨拶ライブビューイング」でブーストをかけているとはいえ、現在のジャニーズ事務所で一番人気とされている嵐の主演映画にここまで大差をつけるのはすごい。映画の内容にも「期待通りのド派手なアクションで最高だった!」「ツッコミどころもあるけど勢いで見れる」「初めてハイローで泣いた」との声が上がっており、なかなか好評を博している。中でも「『所詮アイドル映画』ってなめてると痛い目みるよ」といった声は的を射ている。アクション映画ファンやBL好きなど、「EXILE TRIBE」のファン以外に刺さったことは『HiGH&LOW』シリーズがヒットしている大きな要因だろう。

 『HiGH&LOW』シリーズは「EXILE TRIBE」が仕掛けるエンタテインメントプロジェクトで、企画プロデュースはHIRO(48)。映画のキャスト陣にはAKIRA、TAKAHIRO、青柳翔(32)、登坂広臣(30)、岩田剛典(28)などが集結しており、これだけ見ると「EXILE TRIBE」による“TRIBEファン”のためだけのコンテンツだが、客層を広げることに見事成功している。5つのチームが拮抗する“SWORD地区”での非現実的な物語はアニメにも近く、潤沢な資金がなければ不可能なレベルの巨大セットに爆破シーンは映画ファンをワクワクさせるし、バトルシーンはダンスのように華麗で美しい。大量の登場人物を出しているが、細部まで凝って練り上げた設定があり、キャラクターひとりひとりの背景が描かれるためキャラ単独の存在感も強い。まさしく超大作なのだ。結果的に「EXILE TRIBE」のファン層を広げることに繋がり、コンサートチケットはますます入手困難を極めるに至っている。

 おそらく「EXILE TRIBE」の強みはこの“伸びしろ”で、今なお新しいファン層を開拓しながらさらなる飛躍が可能だろう。一方、映画の興収で惨敗してしまった嵐のネックはここではないか。5人の知名度はすでに日本国内に浸透しきっており、人気は頭打ち。今年7月に公開された大野智(36)主演の『忍びの国』は、2日間で興行収入4億8451万3600円、累計30億円超えの大ヒットではあるが、嵐のファン層の新規開拓にはつながっていない。嵐単体で、これ以上の“伸びしろ”が期待できるのかどうか。

 嵐がこのままキャリアを重ねた場合、『無限の住人』の木村拓哉(45)のようにいつかファンが離れてしまい“大爆死”をかましかねない。全員が30代後半にさしかかろうという今、これまで通りの嵐を続けていて大丈夫なのだろうか。

(ボンゾ)

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