2017/11/26 16:00

中居正広を残して松本人志が会見逃亡! 取材NGのダウンタウンが解禁した理由

 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 大晦日のお楽しみと言えばやっぱり『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!絶対に笑ってはいけない』(日本テレビ系)シリーズよね。毎年、何をやってくれるんだろうとワクワクしながらプロデューサーレクチャーを待っているんだけど、今年のテーマは『アメリカンポリス24時』に決定! 

 ダウンタウンの松本人志さん、浜田雅功さん、月亭方正さん、ココリコの遠藤章造さん、田中直樹さん、5人のベテラン芸人が新人アメリカンポリスに扮して、あらゆる笑いのトラップに挑んでいく年末恒例の大型バラエティ番組。真裏には生放送の国民的音楽番組『NHK紅白歌合戦』があるし、若い視聴者層を中心に『笑ってはいけない』シリーズに流れていて、視聴率はいつも大健闘しちゃってるのよね。

 中高年からは「生放送でもないし、出演者もいつも同じだし」との厳しいご意見もあるんだけど、「えっ、こんなビッグなゲストがバラエティ番組に出ちゃうの? 笑わせるためにこんな捨て身なことしちゃうの?」という豪華なサプライズが多くて。それにやっぱりダウンタウンの底力が垣間見えるからすごいなって思うの。大晦日から元旦を恋人や友達と過ごす若い人たちは「合間合間に『紅白』も見るけど、好きなアーティストの時だけ。あとはすぐ『笑っては~』に戻しちゃう。気楽に見れるし、みんなでワイワイ言いながら笑い合えるのが最高!」って口々に言うのよね。

 この『絶対に笑ってはいけない』シリーズ、最近は放送前の12月になると日テレ内で大掛かりな記者会見を開くようになったけど、少し前は限られた記者だけを呼んで、収録現場でこっそり囲み取材を受けるだけだったの。

 というのも昔はね、ダウンタウンさんが「取材嫌い」とのことで、大勢の報道陣を前にした大々的な記者会見は、なかなか開くことが出来なかったのよ。タモリさんや明石家さんまさんなんかも取材は受けないタイプなんだけど、さんまさんは「喋るのはいいけど、自分の喋り言葉が記事になって残るのがどうもイヤ」らしいの。

 さらに「何がアカンって写真撮影。動かずに、ただじっとしていることが出来ひんから、静止画は本当にツライ」って言ってらして、ずいぶん前に1度だけ拝み倒してさんまさんを取材して撮影したんだけど、さんまさんったらカメラマンがシャッターを切ったとたん「もう、ええか?」って。まだものの数秒、たった3枚しか撮ってないのに「ギブアップ!」宣言。下を向いて顔を真っ赤にしてモジモジ照れるさんまさんを見て、みんなで大爆笑しちゃったわよ。こんなさんまさんは初めて。「芸人は動いてないと死んじゃうんや」って言ってらしたわ。

 まぁ、ダウンタウンさんの取材嫌いは、さんまさんの理由とはまた違ってたんだけど、『笑っては~』シリーズの囲みを始め、ダウンタウンさんのレギュラー番組の会見でも、昔は現場がピリッピリしていて、取材陣はドキドキしっ放しだったの。スタッフから「写真撮影の際にポーズの指定などは絶対にしないでください」とか、「質問は番組に関することだけで。プライベートなことを聞かれた時点で会見は打ち切りにします」とか、かなり高圧的に言われてた時期があってね。正直「ダウンタウンは怖い!」ってずっと思っていて、取材前はいつもビクビクしていたものよ。

 でもね、何度かダウンタウンさんの番組を密着取材するうち、「本当に怖い人たちなのかしら?」と思うようになって。番組スタッフに聞いても「松ちゃんも浜ちゃんも、実は優しくて繊細な人だから」って、思いがけないことを言うしね。

 何度目かの番組会見の時に、コメント取材が終わっていざ写真撮影となった時、一か八かで「すみません。松本さんと浜田さんで、肩を組んでいただけませんか?」と言ってみたの。もちろん現場は一瞬、ピリッと固まっちゃったわ。すると、すかさず松本さんが「イヤや~!」と言い、浜田さんは「アホか、アイドルやないんやから。誰に言うてんねん」と言いながらこっちに向かってきて……。「ヤバイ! 怒らせた!」と目をつぶり、万事休すと固まるアツのおデコに、パチンとデコピンをしてきた浜田さん。

 凍りついた周りは一気に大笑い。振りは大きかったんだけど、そのデコピンはちっとも痛くなくて、本当はちょっとおデコを指先で突いただけの軽い軽いデコピンで、もうどんだけ優しい人なのよって思っちゃったもの。

 見ていた松本さんは「痛かったやろ? 浜田を訴えろ~」とか言い出すしね。で、その後の撮影は結果、仲良く2人で肩を組んでくれて記念すべき撮影になって。お互い「気持ち悪いわぁ。相方とこんなにくっつくなんてありえへん」とか、「笑わへんからな。表情までは注文聞かへんで」とか、ブーブー文句を言いながらもめちゃくちゃ楽しい撮影会になって、怒り顔が続かず、破顔したお2人の貴重なショットが撮れちゃって。ダウンタウンさんの人柄が思わず溢れ出ちゃったひとコマだったのよね。

 ただ、ここまで行くにはかなりの時間を要したのは事実。大人気で超多忙なダウンタウンさんの「取材嫌い」は都市伝説化され、長年、先輩記者からも重々注意を受けていたから、「触らぬ神に祟りなし」とばかり、なるべく触れないで過ごせるなら触れないでいようと思ってたの。

 でも2000年のドラマ『伝説の教師』(日本テレビ系)で取材をしなくちゃいけなくなって、当時は本気でビビっちゃったのよ。松本さんと中居正広さん主演の大ヒットドラマだったのだけど、松本さんがドラマで主演を張るのは初めてだったし、スタッフも対処の仕方がわかってなくて。でも中居さんとのW主演作だし取材はしなくちゃいけないし。

 まぁ何かあったら中居さんに任せようと思いながら、怖々向かった記者会見。東京近郊の収録スタジオで行われたこの記者会見には、一般紙やスポーツ紙の記者、雑誌社の人たちが詰めかけたの。とはいえ、松本さんの意向でテレビは入ってなかったから、テレビカメラは回っていなかったのね。いわば、記者だけを前にしたドラマ制作発表記者会見だったの。

 部屋に入ってくるなり、松本さんは「うわ、こんなに人がいるんや」と驚いて、中居さんをチラチラチラ見。テレビで毒舌を吐く松本さんとは違って、なんか居心地が悪そうで、何かあると「中居くんがいるから」とか、照れ隠しなのかちょっと悪ふざけをしつつ、中居くん頼みのコメントを連発してたの。

 そんな中、ある一般紙の大ベテラン女性記者が業を煮やし、松本さんにズバズバと質問を始めたの。松本さんよりだいぶ年上の女性記者の矢継ぎ早の質問攻めに、百戦錬磨のはずの松本さんが、あろうことか「あ、お腹痛なった。アイタタ、ちょっとトイレに行って来るわ」と行って、お尻を押さえながら本当にトイレに大脱走。なかなか戻って来ず、その後の会見は中居さんだけで進められ終了するという珍事態が発生。え~っ、主演俳優が逃亡する会見ってアリ? とビックリし、それ以来、やっぱり「松本さん=怖い」というイメージが定着しちゃったのよね。あの頃、天才ゆえにまだ松本さんはとんがっていて、みんなも「腫れ物に触るような」扱いをしてたしね。仕方なかったんだと思うの。

 ところが、数日後、ドラマのロケ地に数人の記者が呼ばれたの。「改めて松本さんと中居さんがインタビューを受けます」って。「何事? いやありがた迷惑だって」と思いつつも、渋々赴いたロケ地。記者仲間と「今日も松本さんが逃走したらどうしよう?」と嘆きつつ、ド緊張で始まった囲みインタビューの冒頭で、いきなり松本さんが「この間はごめんな。いきなりお腹が痛なってウ〇コがしたなって。だって怖かったから、あの新聞記者さんが……」とポツリと言って、私たちはみんな目がテン。まさか松本さんの逃走はこんな理由だったの? マジ卍?

 中居さんに聞けば「松本さんは本当はかなりシャイで、死ぬほど真面目な人」とのことで、あんまりガツガツ陣地に入って来られちゃうと引いちゃうみたいなの。いつも密着取材が入ってるスーパーアイドルの中居さんみたいに取材慣れしてる人ではないから、対応出来なかったみたいなのよね。でも、聞けば何でもちゃんと答えてくださったし、松本さんの人柄に一瞬にしてメロメロになっちゃって。今までの「コワモテ伝説」は何だったんだろう? と思ったものよ。

 そして、翌年の2001年、浜田さんの主演ドラマ『明日があるさ』(日本テレビ系)に出演された時は、松本さんもすっかりドラマ現場にも慣れていらして、吉本の後輩芸人さんたちが多く出ていたんだけど、しっかり仕切っていらして。「出演者15人の撮影を1分以内でしろ」なんて無理難題を押し付けてくるスタッフにも、浜田さんや松本さんが「大変やな。ごめんな。1分しかないんやから、みんな目をつぶらずにな。とりあえず笑っとけ」なんて声をかけてくださって、ダウンタウンさんの掛け声で、どれだけ取材陣の多くが救われたことか。

 それから何度もインタビューをさせていただいたけれど、あれほど「ダウンタウン=怖い」と思っていたのがウソのよう。浜田さんは単独インタビューの時は「緊張するのもあるけど、インタビュアーが関東の人の場合は、関西弁ではなく、わかりやすいようになるべく標準語で話すようにしてる」んですって。文字にすると関西弁だとキツイ表現に聞こえてしまうこともあるから、その辺まできちんと考えて取材を受けてくださるのよね。すごいでしょ?

 松本さんも取材者の意図を組んだ適切な受け答えをしてくださるし、2人揃っての番組会見では松本さんが飛ばしまくるのを浜田さんが上手くコントロールして、その息の合った呼吸はもうバラエティ番組を見ているかのよう。今でも会見途中で必ず記者いじりをしてくれて、毎回アツも腹を抱えて笑わせてもらってるもん。

 今では吉本さんの広報も「ダウンタウンに関しては、一切NG質問はありません。あの2人が言うことを誰も止められないし、責任ある言葉で話しますからね。何でも聞いてもらって結構です」って言うし。よく「一流の人ほどきちんと対応して話してくれる」って言うけど、ダウンタウンさんはまさにそんな感じ。まぁね、あんまり褒めちゃうと「営業妨害」って言われちゃうんだけど、本物の大人の大物芸人だなっていつも思うの。

 あ、またまた話があっちへこっちへと飛んじゃったけど、冒頭の『笑ってはいけない~』シリーズの会見でも、失礼ながら「生放送でもなく、毎年、いつ年が開けたかわからない構成なんですけど~」などという言うお決まりの質問をしても「浜田なんか年末は日本にいないですし、僕らもOAは見てないんでね。自分らの時計で見てもらって。っていうか年明けかぁ、知らんがな」なんて返してくれて、会場はどっと受けるのよね。しかもなぜか毎年、会見が少し遅れて始まるんだけど、その言い訳も卓越していて、どの記者も年末で大忙しの中なのに「ダウンタウンだからしょうがないな」って笑いながら待ってるしね。マスコミともすごくいい関係を築いているの。

 かつては都内ロケも多かったこの番組に、何回か密着取材させてもらったんだけど、何がすごいってあの「アウト~!」の声でお尻を叩かれるじゃない? 隣で聞いたことがあったんだけど、内心「実はダウンタウンさんだけには少し手加減して叩いているんじゃないか?」って疑ってたの。だって相手は超大物芸人のダウンタウンよ。叩く人がビビりそうでしょ?

 で、じっくり耳を傾けていたんだけど、これが笑えるぐらい本気で叩かれていて、ダウンタウンさんには特に「音、大きめ」できっちりしっかり思いっきりのフルスイングで叩いていたから驚いちゃったわ。松本さんも浜田さんも「痛っ」の声がリアルすぎてビックリよ。きっとこういうところなのよね、人気がすたれない理由って。地位におごることなく、笑いに関してはいつ何時も全力投球フルスイング! 努力を惜しまない! 決して声に出して発言したりしないけどね。

 愛されるダウンタウンさんだからこそ、サプライズゲストもこぞって出演してくださるし「人柄もあって大物の心も一瞬にして動かしちゃう」んですって。声高には言わないけれど、お互いがリスペクトしあってるし、信頼しあってるしね。

 そうそう、何度か浜田さんの浮気が話題になったことがあったけど、そんな時も松本さんが笑いに変えてたし、本当にいい関係よね。余談だけど、アツは何回か浜田さんのアモーレ? を目撃しているけれど、皆さんとてもお綺麗で、お高そうなスポーツカーをプレゼントされていて、そのナンバーがまたわかりやすくかっこよかったりね(笑)。仕事現場でも堂々とイチャイチャしたりしていて、逆に「さすが浜ちゃん!」の声すら上がってたもの。

 まぁ、これらの“おいた”も奥様・小川菜摘さんはすべて承知の上だって言うんだから、一枚上手だけどね。あ、アモーレとの浮気話は笑ってはいけないんだろうけど、もうとっくに過ぎたことだし、どうか笑って許して聞き逃してね。

 さて、今年の大晦日の『笑ってはいけない~』シリーズ。スタッフによると「大地真央さん以上の驚愕のビッグサプライズゲストがいますよ」とのこと。いったい誰? 楽しみ~! 体を張ったダウンタウンさん、方正さん、ココリコさんの頑張りを見守りつつ、いつ開けたかわからない新しきよい年をお迎え致しましょう!

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身勝手にふるまってしまいそう。しばられたくなくても、場の調...もっと見る >