2017/09/22 16:32

まるで絵画を見てるよう!?『ノルウェイの森』の監督が魅せる圧倒的な映像美

3世代の女性たちの人生を紡ぐ『エタニティ 永遠の花たちへ』/[c]Nord-Ouest
3世代の女性たちの人生を紡ぐ『エタニティ 永遠の花たちへ』/[c]Nord-Ouest

『青いパパイヤの香り』(93)、『夏至』(00)などのベトナムを舞台にした名作で知られるトラン・アン・ユン監督。2010年には村上春樹の「ノルウェイの森」を日本人キャストで映画化し話題を呼んだ彼が、6年ぶりの新作『エタニティ 永遠の花たちへ』(9月30日公開)で、これまでとは異なるアプローチを試みている。

ベトナム出身のユン監督は、ベトナム戦争から逃れるため12歳で家族とフランスに移住した経歴を持つ。そんな彼が育ったフランスが今作の舞台。結婚や誕生、死や別れ、人生のすべての瞬間を散りばめ、命を受け継ぐ3世代の女性たちの輝きが描かれている。

彼女たちを演じるのは『アメリ』(01)のオドレイ・トトゥ、『イングロリアス・バスターズ』(09)のメラニー・ロラン、『アーティスト』(11)のベレニス・ベジョ。ヒロイン役のオドレイは10代から晩年までを見事に演じ分けている。

そんな本作での革新的な試みは、極めて台詞を少なくし、第三者のナレーションと音楽で物語を語るスタイル。演者の存在感と人間性で“エタニティ(永遠)”の本質を表すというチャレンジである。

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