2017/11/02 08:00

アニメに思い入れはない!?原恵一のルーツに町山智浩が迫る

左から映画評論家の町山智浩、原恵一監督
左から映画評論家の町山智浩、原恵一監督

現在開催されている第30回東京国際映画祭のアニメーション特集「映画監督 原 恵一の世界」。10月31日(火)の第6日目はリアリズムにこだわった異色作『カラフル』(10)が上映され、映画評論家の町山智浩とのトークショーでは同作の製作秘話や、映画監督としてのルーツが語られた。

■ 食事シーンの描写をなるべく丹念に

『カラフル』は、自殺やいじめ、家庭内不和や浮気、援助交際などを扱い、登場人物の心の動きが丁寧に描かれた作品。罪を犯したある人間の魂が現世に戻るため、自殺を図った少年・真の身体に入り、彼が抱える問題と向き合っていく。

製作にあたって「アニメが得意とする派手な表現を抑えた」と話す原監督。「『カラフル』は実写作品の感覚で作ろうと思いました。シリアスな問題を扱っているので、家庭の日常、特に食事のシーンをなるべく丹念に描いて、いびつな親子関係を印象付けようとしましたね」と言う。

その食事シーンについて町山は「印象的だったのはクライマックス」と返す。「クライマックスと呼べるのは家族でお鍋を囲むシーンですよね。普通なら大迫力のアクションシーンで盛り上げるところなのに、すごい決断だと思ったんです」と驚きを隠せない。

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