2017/11/03 14:17

芸術でも記録でもない、人間の生き様を追ったヒューマンドラマ『リオデジャネイロ2016オリンピック公式フィルム:休戦の日々』[最速レビュー!東京国際映画祭]

特別上映された『リオデジャネイロ2016オリンピック公式フィルム:休戦の日々』/[c]IOC
特別上映された『リオデジャネイロ2016オリンピック公式フィルム:休戦の日々』/[c]IOC

2020年に開催される東京オリンピックまで1000日を切り、日本でもオリンピック熱が加速している。かつて1964年に行われ、市川崑監督が記録映画を作り上げた『東京オリンピック』は「芸術なのか?記録なのか?」という議論を巻き起こした。

オリンピックの記録映画は、レニ・リーフェンシュタールの『民族の祭典』『美の祭典』や、クロード・ルルーシュ監督の『白い恋人たち』などが有名ではあるが、意外にも戦後に開催されたほとんどの大会で制作されており(冬季は『白い恋人たち』以降だが)、そのテイストはそれぞれに異なっている。

たとえばグルノーブル冬季オリンピックを映し出した前述の『白い恋人たち』は、開催地の人々の姿を情緒的に映し出す、芸術性の高い作品であった。また、複数の監督が参加したミュンヘンオリンピックの『時よ止まれ、君は美しい/ミュンヘンの17日』(73)は、競技という映画らしい躍動にフォーカスが当てられていた。

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