2017/12/02 11:09

大林宣彦が『花筐/HANAGATAMI』に注いだ、語りつくせぬ“映画”と“平和”への情熱

外国特派員協会で会見を行った大林宣彦監督
外国特派員協会で会見を行った大林宣彦監督

『転校生』(82)、『時をかける少女』(83)など、日本映画界に燦然と輝く名作を生み出してきた大林宣彦監督の渾身の一作『花筐/HANAGATAMI』(12月16日公開)。本作の記者会見が1日、東京・有楽町の外国特派員協会で行われ、大林宣彦監督と大林恭子エグゼクティブプロデューサーが登壇。国内外の記者からの質問に答えた。

檀一雄の純文学を原作にした本作は、大林の長編映画デビュー作となった『HOUSE/ハウス』(77)以前に書かれた幻の脚本を映画化した、珠玉の青春ドラマ。1941年、太平洋戦争勃発前夜の佐賀県・唐津市を舞台に、アポロ神のような鵜飼、虚無僧のような吉良ら学友に影響されながら自由で勇気にあふれた日常を送る俊彦。肺病を患う従妹・美那に淡い恋心を抱く彼を軸にし、戦争の渦に飲み込まれていく若者たちの姿を活写していく。

『この空の花〜長岡花火物語〜』(11)と『野のなななのか』(14)に続く“戦争3部作”の最終章に当たる本作。昨年8月のクランクイン直前に、余命残りわずかと宣告を受けた大林だったが、作品にかけた強い精神力で見事に撮り上げた。

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