2017/12/19 18:00

名脇役でんでん、片山萌美の魅惑の足に心狂わせる!?『富美子の足』が描く倒錯した足フェチの世界

魅惑の足に、魅入られた男たちが寄り添う『富美子の足』ポスタービジュアル/[c]2018 Tanizaki Tribute製作委員会
魅惑の足に、魅入られた男たちが寄り添う『富美子の足』ポスタービジュアル/[c]2018 Tanizaki Tribute製作委員会

「痴人の愛」「細雪」「春琴抄」などで知られる近代の文豪・谷崎潤一郎。マゾヒズム、フェティシズムなど性的嗜好が濃縮された彼の短編の数々を原案に、3人の映画監督がそれぞれ現代劇として映画化した“TANIZAKI TRIBUTE”の1作『富美子の足』(18年2月10日公開)の予告編が解禁され、グラビアでも人気の女優・片山萌美の耽美な肢体、変態的偏愛ぶりを示す名脇役・でんでんの怪演とエロス全開の映像に目を奪われる。

デリヘル嬢の愛人・富美子(片山)の美脚に戯れる年老いた富豪・塚越(でんでん)。彼はフィギュア作家の甥・野田(淵上泰史)に彼女の足の等身大フィギュアを造るよう依頼する。ところが完成品の出来が不満な塚越は甥に、富美子の足を理解させるため倒錯的な命令をするのだが…。

『リュウグウノツカイ』(13)『桜ノ雨』(15)で注目を集めた俊英・ウエダアツシ監督が、ほぼ1世紀前に記された物語を現代劇へ見事にアレンジ。全財産を相続すると約束するほど富美子の足に傾倒し、野田に「(富美子の足を)舐めろ!」と命令する塚越。命令に抗っていたものの、やはり彼女の美しい足に急速に心奪われる野田。さらに朽ち果てる気配のない塚越にイライラを募らせ、美しい足で野田を蹴って当たり散らす富美子。予告では、それぞれ精神的に倒錯していく登場人物の姿が際立ち、官能描写のみならず人間ドラマへの興味を抱かせる。

富美子が「私の足は呪われている」と独白するように、男たちを次々狂わせていく。そんな“足フェチ”の世界を垣間見てもらいたい。(Movie Walker・文/トライワークス)

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