2018/01/20 16:15

世界を震撼させた“Jホラー”の新たな形。不穏な怪作『バーミー』が日本を呑み込む

わずか70万円で製作されたインディペンデント映画が世界を席巻!
わずか70万円で製作されたインディペンデント映画が世界を席巻!

わずか70万円で作られたインディペンデント作品でありながら、トリノ国際映画祭のコンペティション入りを果たすという鳴り物入りで日本公開を迎えた『バーミー』。昨年秋にこの作品の情報を得たときから、なにかとんでもない作品が来るという予感はしていたが、想像の範疇を上回る怪作ではないだろうか。

ほとんどすべてのシーンに何かしらの形で映り込む“赤”の存在。「“赤”は止まれ」だと、誰もが見慣れている信号機の掟に従えば、それは警告の象徴である。かつてM.ナイト・シャマランが世界を驚かせた『シックス・センス』(99)でも、画面に“赤”が現れることが、ハーレイ・ジョエル・オスメント演じる少年コールがゴーストの姿を見る予兆として使われていた。

同じ方法論を取りながらも、本作ではその頻度があまりにも多く、異質な雰囲気を作り出している。それは“赤”と対をなすほどに際立たせられた“黒”の存在によるものだ。闇の中や物陰からゴーストが見ているという視点を、人物側からもゴースト側からも描き出す。ホラー映画というジャンルにおいては、いたってシンプルな見せ方といえるだろう。

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