2018/02/03 18:30

「暮しの手帖」元編集長の10代は意外と破天荒!?『アバウト・レイ』が教えてくれる家族の姿

「暮しの手帖」元編集長の松浦弥太郎氏が、自らの10代を振り返る
「暮しの手帖」元編集長の松浦弥太郎氏が、自らの10代を振り返る

『リトル・ミス・サンシャイン』(05)『サンシャイン・クリーニング』(08)と、温かい眼差しで不器用な家族の在り方を描き続ける製作チームが再び集結。『アバウト・レイ 16歳の決断』(公開中)では、エル・ファニング演じるトランスジェンダーの主人公レイを軸に、ユーモアと刺激をたっぷり散りばめながら3世代の家族それぞれの思いを映しだす。

「暮しの手帖」元編集長でエッセイストとしても人気の松浦弥太郎さんに、その年齢だからこそ抱えてしまう焦燥感や恐怖心について。そして親世代になって改めて思うことを聞いた。

■ 自分が自分であるということを奪われたくなかった

16歳で高校を中退し、17歳で単身渡米を決めた松浦氏。劇中で、レイは16歳にして身も心も男の子になりたいとホルモン治療の決断をする。髪を短く切り、身体を鍛え、少しずつ“本当の自分”に近づこうとしていくレイの姿に共感を覚えたという。

「10代のころって、なにもかもがわからないことだらけなんですよね。将来だとかいろんなことにただ不安だけを感じていて。でも、そんな中でただひとつだけわかることがある。それは、自分が自分であるということ。そこを他人に譲りたくない、奪われたくないと思うから必死で人生を賭けるような大きな決断ができる。だから、まず希望があるとか、夢があるとかそういうことじゃないんですよね。レイも僕も不安を超えた恐怖心を強く持っていた。このまま流されてしまったら、自分が自分でなくなってしまうという恐ろしさ。だからこそ、進む以外の選択肢はないんですよ」

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